【えーあいおぶざーばびりてぃ】

AIオブザーバビリティ とは?

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💡 AIアプリで、何が起きたかを記録して調べる

AIアプリケーションの実行を、トレースや数値指標、出力の評価などで把握する取り組み。LLM呼び出し、検索、ツール利用などを追い、品質・性能・利用量の調査や改善に役立てる。

📌 このページのポイント
AIアプリで、何が起きたかを調べる 入力モデル等返答観測情報実行の記録・指標トレースモデル呼出し検索指標の例遅延 120msトークン数 80評価基準返答を確認記録だけで品質は分からない内部の思考を完全に読むものではない記録範囲と機密情報の扱いを決める
LLMアプリの観測と評価の模式例で、数値は架空の例です。トレースは実行を関連づけ、出力の品質は別に基準を設けて評価します。入力・出力の記録範囲や保存先は設定と機密性を踏まえて決めます。
ひよこ ひよこ
普通の監視と、何が違うの?
ペンギン先生 ペンギン先生
AIアプリでは、サーバーや通信の状態に加えて、モデルに渡した情報や返答、検索やツール実行の流れも調べるよ。モデル呼び出しだけが遅いのか、その前の検索で時間がかかったのか、といった切り分けに役立つんだ。
ひよこ ひよこ
具体的には何を記録するの?
ペンギン先生 ペンギン先生
トレースは一つの処理に含まれるモデル呼び出しやツール利用などを関連づけるよ。数値指標では遅延、エラー、トークン数などを見る。記録できる範囲は実装や設定によるので、何も設定せず全処理が見えるわけではないんだ。
ひよこ ひよこ
それでハルシネーションも分かる?
ペンギン先生 ペンギン先生
出力品質には、別に評価基準や確認方法が必要だよ。参照資料との整合性、人の確認、コードのルール、LLMによる評価などを使い分ける。トレースを集めただけで、誤った回答の割合が自動的に正確に分かるわけではないんだ。
ひよこ ひよこ
AIが何を考えたかも全部見えるの?
ペンギン先生 ペンギン先生
実行記録で分かるのは、記録された入力・出力や呼び出しの関係などだよ。モデル内部の思考や、その返答に至った原因を完全に取り出すものではない。記録と評価を照らし合わせて、問題が起きた箇所や条件を調べよう。
ひよこ ひよこ
とにかく入力も出力も全部保存すればよい?
ペンギン先生 ペンギン先生
会話には機密情報や個人情報が含まれる場合があるよ。記録する範囲、保存先、閲覧できる人などを考えよう。OpenTelemetryのGenAI規約も、入力・出力などの本文を既定で収集せず、必要なときに選べる設計を示している。観測用の保存量も考える必要があるね。
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「AIオブザーバビリティ」って出てきたら「AIアプリの実行と品質を、記録や評価で把握すること」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「AI Observability」 = AIの可観測性
💬 Observability(可観測性)は、観測できる情報からシステムの状態を把握する考え方だよ。ここでは主にLLMを使うアプリの実行記録や評価を扱い、AIの内部思考を直接読むという意味にはしないんだ。

参考資料

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