【ぷろせすまいにんぐ】

プロセスマイニング とは?

最終更新:
💡 業務の記録から、実際の流れをたどる分析技術

業務システムのイベント記録から、実際に記録された業務の流れを分析する技術。ケースID・活動・時刻、発見と適合性確認、ログの品質と改善判断を解説します。

📌 このページのポイント
プロセスマイニング:記録から流れへ説明用の記録:同日の申請001ケースID活動時刻001申請09:00001承認09:10001完了09:12順にたどる申請承認完了申請から承認までの間隔:10分承認作業そのものの所要時間とは限らないログの欠落と時刻の意味も確認
下段はこのケースに記録された順序で、業務全体の分岐や平均時間ではありません。流れの発見・モデルとの比較等に使い、記録から原因や改善効果を直接断定しません。
ひよこ ひよこ
申請が遅れる理由を、記録から調べられる?
ペンギン先生 ペンギン先生
プロセスマイニングが役立つ場合があるよ。業務システムに残ったイベントから、どんな順序で処理され、どの経路が多いかなどを分析する。まず調べたい業務と問いを決めるんだ。
ひよこ ひよこ
どんな記録が必要?
ペンギン先生 ペンギン先生
典型的には、一つの申請を識別するケースID、申請や承認といった活動名、その時刻だね。同じケースのイベントを順にたどる。製品や分析目的によって、開始と終了の時刻や担当なども使うよ。
ひよこ ひよこ
例えば、どんなことが分かる?
ペンギン先生 ペンギン先生
説明用に申請001が同日09:00に申請、09:10に承認、09:12に完了と記録されたとする。申請から承認までの間隔は10分。ただし承認作業そのものが10分かかったとは、この記録だけでは言えないよ。
ひよこ ひよこ
手順書と違う進み方も見つけられる?
ペンギン先生 ペンギン先生
ログからモデルを作る発見、既存のモデルとログを比べる適合性確認、ログを使ったモデルの拡張などがある。どの分析でも、記録されていない作業や欠落がないかを確認することが大切だ。
ひよこ ひよこ
見つけた遅い処理を、自動化すればよい?
ペンギン先生 ペンギン先生
原因を現場の状況や別の情報と照合してから考えよう。手順や役割を変える方がよい場合もあるし、自動化が適する場合もある。分析結果だけで原因や改善効果が確定するわけではないよ。
もっと詳しく知りたい人へ

ケースIDなどの列があれば、すぐ正しい結果が出る?

列が存在するだけでは十分ではありません。同じ業務を一貫して識別できるか、活動名が何を表すか、時刻が開始か完了か、欠落や重複がないかを確認します。記録の範囲と品質を把握し、結果を現場の知識と照合します。

担当者を記録している場合、何に注意する?

分析の目的に必要な項目と範囲を決め、記録の利用方法やアクセス権を確認します。個人に結び付く情報を扱う場合は、プライバシーと安全な取り扱いも考えます。処理の間隔だけで担当者の働き方を評価しないようにします。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「プロセスマイニング」って出てきたら「業務の記録から、実際の流れをたどる分析技術」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Process Mining」 = プロセスに関する知識を記録から取り出す
💬 業務の進め方を、想定した手順だけでなくイベントログから分析します。業務全体を漏れなく観測できるとは限りません。

参考資料

← 用語集にもどる