【セルフラグ】

Self-RAG とは?

最終更新:
💡 検索と生成に、学習したチェックを組み込む

検索が必要か、資料が関連しているか、生成文が資料に裏づけられているかなどを、学習した特殊トークンで評価するRAG手法です。文章を作る途中でも、必要に応じて検索します。

📌 このページのポイント
次の文章を作るとき、検索する?検索が役立つ?検索しない検索するモデルの知識などで続きを生成検索資料は使わない資料を検索関連性を評価・生成資料の裏づけも評価有用性の評価も、候補の選択に使う必要なら、次の文章でも検索
推論手順を簡略化した図です。評価は学習したモデルの判断で、現実の正しさを保証するものではありません。
ひよこ ひよこ
Self-RAGでは、AIが何をチェックするの?
ペンギン先生 ペンギン先生
まず、続きの文章を作るのに検索が役立つかを判断するよ。検索したら、資料が質問に関連しているか、生成文が資料に裏づけられているかも評価する。最後に、返答の有用性を評価するんだ。最初に一度だけ検索するか決める仕組みではないよ。
ひよこ ひよこ
検索しなくても、文章は作れる?
ペンギン先生 ペンギン先生
検索が不要と判断された場合は、モデルが持つ知識などを使って次の文章を生成するよ。必要に応じて検索を使うのが特徴なんだ。論文では、毎回決まった数の資料を取る方式と比較しているけれど、Self-RAG以外のRAGが全部その方式という意味ではないよ。
ひよこ ひよこ
チェックは、普通の言葉で感想を書くの?
ペンギン先生 ペンギン先生
提案手法では、リフレクショントークンと呼ぶ特殊なトークンを生成するように学習しているよ。検索の要否、資料の関連性、資料による裏づけ、有用性は別の評価。検索した複数の資料から作った候補を、それらの評価も使って選ぶんだ。
ひよこ ひよこ
「根拠あり」なら、内容は絶対に正しい?
ペンギン先生 ペンギン先生
資料が生成文を支えているという評価と、現実に正しいことは別だよ。資料自体が古かったり、モデルの評価が間違ったりすることもある。重要な内容は元資料と照合しよう。自己評価で誤りを減らそうとする手法で、正しさを保証する判定器ではないんだ。
ひよこ ひよこ
使う人も、毎回モデルを学習するの?
ペンギン先生 ペンギン先生
特殊トークンの判断を学ぶための訓練が提案手法に含まれるけれど、著者は訓練済みモデルとコードも公開しているよ。使うたびに新しく訓練する意味ではない。検索の頻度や評価の重みなどを調整できる一方、処理時間や費用はモデル・検索回数・候補数などで変わるので、用途に合わせて検証しよう。
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「Self-RAG」って出てきたら「検索と答えのチェックを学習したRAG」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Self-Reflective Retrieval-Augmented Generation」 = 自己評価を取り入れた検索拡張生成
💬 2023年の研究で提案された手法だよ。人間の意識や反省を持つという意味ではなく、学習した特殊トークンで検索や生成を評価する仕組みなんだ。

参考資料

← 用語集にもどる