【だぶりゅーゆーいー】
WUE(水使用効率) とは?
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💡 水使用を、IT機器の電力量と合わせて見る
WUEはデータセンターの水使用量をIT機器の電力量で割る指標で、単位はL/kWh。年間の集計範囲、PUEとの関係、発電側の水も考えるWUEsourceと、比較時の注意点を解説します。
📌 このページのポイント
- 基本のWUEは年間の施設内水使用量(L)÷同じ年のIT機器の電力量(kWh)
- 値が小さいほど、その集計範囲でのIT電力量当たりの水使用が少ない
- WUEsourceは施設内に加えて、使用するエネルギーの生成に伴う水も考える
- PUE・総水使用量・地域の水事情・測定範囲も確認し、WUEだけで環境負荷を決めない
データセンターでも水を使うの?
冷却や加湿などに使う施設があるよ。ただし冷却方式や地域で量は違う。冷却水を循環させる仕組みと、蒸発などで消費する水も区別が必要で、コンピュータへ水をかけるという意味ではないんだ。
WUEはどう計算するの?
基本は年間の施設内水使用量を、同じ期間のIT機器の電力量で割るよ。説明用に180万Lと100万kWhなら、WUEは1.8L/kWh。kWhは一定期間に使ったエネルギーの量で、瞬間の電力を示すkWとは違うんだ。
WUEが低い施設なら、水を使う量も少ない?
比率なので、総量とは分けて見る必要があるよ。IT機器の電力量が大きい施設なら、低いWUEでも水の総使用量は大きいことがある。何を水使用として集計したか、期間や対象の施設もそろえて比べよう。
水を減らすと電気が増えるの?
そういうトレードオフが生じる場合はあるけど、必ずではないよ。気温・湿度・設備・運用で変わる。施設内の水を減らして電力が増えると、発電側の水への影響もあり得るため、WUEsourceやPUEなども合わせて考えるんだ。
WUEが0なら、環境への影響も0になる?
その集計範囲の水使用が0という意味に限られるよ。発電側の水、設備製造や建設、地域の水事情などをすべて表す値ではない。冷却方式の名前だけで良し悪しを決めず、総量と測定範囲、地域への影響を確認しよう。
もっと詳しく知りたい人へ
企業の公開WUEはそのまま比較できる?
計算期間、対象施設、分母がIT機器の電力量か、水使用の集計範囲は何かを確認します。たとえばMicrosoftは加湿・冷却に使った年間水量と年間IT電力量で計算し、対象施設と年度の条件も公開しています。施設内の指標と発電側を含むWUEsourceも混同しないようにしましょう。
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「WUE」って出てきたら「定めた範囲の水使用量をIT機器の電力量で割った指標」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Water Usage Effectiveness」 = 水使用効率
💬 The Green Gridが2011年のホワイトペーパーで示した指標だよ。PUEなどと合わせ、データセンターの水とエネルギーの使い方を考えるためのものなんだ。