【すりーでぃーなんど】

3D NAND とは?

💡 メモリの高層マンション、上に積めば容量倍増
📌 このページのポイント
2D NAND vs 3D NAND 2D NAND(平面) 1b1b1b1b1b1b1b1b セルを横に並べるだけ → 面積の限界 容量:少ない 進化 3D NAND(積層) セルを縦に積み重ねる → 大容量化 容量:数倍〜数十倍 積層数の進化 32層 96層 176層 232層 300層超へ
3D NANDのイメージ
ひよこ ひよこ

3D NANDって普通のNANDフラッシュと何が違うの?

ペンギン先生 ペンギン先生

従来のNANDフラッシュは「2D NAND」とも呼ばれていて、メモリセルを平面上に並べていたんだ。3D NANDはそのセルを縦方向に何十層、何百層と積み重ねることで、同じ面積でも格段に大きな容量を実現しているんだよ。

ひよこ ひよこ

なんで縦に積むようになったの?

ペンギン先生 ペンギン先生

半導体の微細化が限界に近づいてきたからだよ。セルを小さくしすぎると電子が漏れて信頼性が下がる。だったら横に小さくするんじゃなくて縦に積めばいいという発想の転換だね。マンションと同じで、土地が足りなければ上に伸ばすイメージだよ。

ひよこ ひよこ

今ってどのくらい積み重ねてるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

2025〜2026年の最新世代では200層超えが当たり前になってきていて、Samsung、SK hynix、Micronなどの大手メモリメーカーが300層以上を目指しているよ。層数が増えるほど1チップあたりの容量が上がって、SSDの価格も下がるんだ。

ひよこ ひよこ

積み重ねが多いほど品質に問題は出ないの?

ペンギン先生 ペンギン先生

いい質問だね。層数が増えると製造難易度が上がるし、上層と下層でセルの特性がばらつく問題がある。各メーカーは独自のエッチング技術や補正アルゴリズムで品質を維持しているんだよ。

ひよこ ひよこ

3D NANDにも種類があるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

セルあたりの記録ビット数によってSLC・MLC・TLC・QLCに分かれるよ。これは2D時代と同じ分類で、3D NANDでもTLCやQLCが主流だね。また、メーカーごとに構造の名前が違っていて、SamsungはV-NAND、MicronはCUA NANDなんて呼んでいるよ。

ひよこ ひよこ

これからもっと進化するのかな?

ペンギン先生 ペンギン先生

各社が積層数をさらに増やす開発を進めていて、将来的にはウエハーを貼り合わせてさらに高層にするボンディング技術も登場しているよ。3D NANDはSSDの大容量化と低価格化の鍵を握る、まさに半導体の最前線の技術だね。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「3D NAND」って出てきたら「メモリセルを縦に積み重ねて大容量化したフラッシュメモリ」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「3D NAND Flash Memory」 = 三次元NAND型フラッシュメモリ
💬 3Dは三次元(立体)のこと。平面に並べる2D方式の限界を、上に積む3D方式で突破したんだよ
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