【プロセスノード】

プロセスノード とは?

💡 数字が小さいほど高性能? 半導体の「世代名」のカラクリ
📌 このページのポイント
プロセスノードの進化と微細化 28nm 2011年 14nm 2014年 7nm 2018年 5nm 2020年 3nm 2022年 2nm 2025年~ ← 微細化の進行方向 注意: nm の数字 ≠ 実際の物理寸法 各社の命名ルールが異なり、同じ「3nm」でも性能は違う トランジスタ密度の比較(百万/mm²) 28nm ~9 14nm ~37 7nm ~91 5nm ~173 3nm ~292 2nm ~490 ~14nm: FinFET ~2nm: GAA FET 構造も進化!
プロセスノードの進化とトランジスタ密度の推移
ひよこ ひよこ

5nmとか3nmとか聞くけど、何の長さなの?

ペンギン先生 ペンギン先生

昔はトランジスタの中のゲート長(電流を制御する部分の幅)に対応してたんだけど、今は実際の物理寸法とは直接関係ないんだ。製造技術の「世代名」みたいなものだね。車で言えば「第10世代」みたいなラベルだよ

ひよこ ひよこ

え、じゃあ5nmプロセスのチップに5nmの部品があるわけじゃないの?

ペンギン先生 ペンギン先生

その通り。実際のトランジスタの最小寸法は数十nmだったりするよ。各ファウンドリが自社の命名ルールで数字を付けてるから、TSMCの3nmとSamsungの3nmでも中身は全然違うんだ

ひよこ ひよこ

じゃあ数字だけ見ても比較できないの?

ペンギン先生 ペンギン先生

単純比較はできないね。本当に比較するなら、トランジスタ密度(1平方mmあたり何億個入るか)や、同じ消費電力での性能比較を見る必要があるよ。Intelが一時期「Intel 7」みたいにnmを外した命名に変えたのも、数字競争に意味がないと判断したからなんだ

ひよこ ひよこ

プロセスノードが進むと何がよくなるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

一般的にはトランジスタを小さく作れるから、同じ面積により多くのトランジスタを詰め込める。その結果、処理性能が上がるか、同じ性能なら消費電力が下がるよ。スマホのバッテリー持ちが年々よくなるのもプロセスノードの進化のおかげだね

ひよこ ひよこ

どこまで小さくなれるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

物理的な限界は確実に近づいてるよ。原子1個のサイズが約0.1nmだから、2nmや1.4nmあたりになると量子力学的な問題がどんどん深刻になる。だからこそFinFETからGAA FETへの構造転換や、チップレットのような新しいアプローチが重要になってきてるんだね

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「プロセスノード」って出てきたら「半導体の製造技術の世代を示す数字」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Process Node」 = 製造プロセスの節目
💬 node(節目・結節点)は技術の世代交代のポイントという意味で使われてるよ。昔はトランジスタのゲート長そのものだったんだけどね
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