【エーアイうぉーたーまーく】

AIウォーターマーク とは?

最終更新:
💡 生成物の識別を助ける、電子透かし

AI生成物に識別用の電子透かしを加え、対応する方法で検出する技術。検出されないことは人間作成の証明にならず、内容の真偽とも別です。

📌 このページのポイント
AI透かし:識別の手掛かりを加える生成・編集した内容識別用の信号を加える対応する検出方法方式・条件を確認未検出 = 人間が作成、ではない検出と内容の真偽の確認も別画像・音声・文章などで、埋め込む方法は違う
電子透かしを加え、対応する方法で検出する流れ。透かしのないAI生成物や検出の限界もあるため、検出結果だけで生成元や内容の正しさを断定しません。
ひよこ ひよこ
AIウォーターマークは、画像に付くロゴ?
ペンギン先生 ペンギン先生
見えるロゴとは別に、人には知覚しにくい情報を埋め込む技術がある。例えばGoogle DeepMindのSynthIDは、AIが生成・編集した画像や動画、音声、文章を識別するための電子透かしだ。すべてのAI製品で使われる共通規格ではないよ。
ひよこ ひよこ
どうやって埋め込むの?
ペンギン先生 ペンギン先生
対象によって違う。SynthIDでは画像や動画、音声へ信号を加える方法があり、文章では生成時のトークンの確率を調整する。読者に見える記号を末尾に付けることと、文章の統計的な特徴へ埋め込むことは別だ。
ひよこ ひよこ
どんなツールでも、検出できる?
ペンギン先生 ペンギン先生
対応する透かしと検出方法が必要だ。文章のSynthIDの公開実装も、設定や検出器、判定の基準が関わる。別の方式の透かしや、そもそも透かしを付けない生成物まで、同じ方法で必ず分かるわけではない。
ひよこ ひよこ
透かしが見つからなければ、人間が作った?
ペンギン先生 ペンギン先生
そうは言えない。透かしが付いていないAI生成物もあるし、編集や変換などで検出できなくなる場合もある。Googleの検証の案内も、見つからない結果を、AIを使っていない証明にしないよう説明している。
ひよこ ひよこ
見つかったら、画像の内容は本当?
ペンギン先生 ペンギン先生
電子透かしは生成や編集の手掛かりで、映った出来事が現実か、説明が正しいかの判定とは別だ。AIで作った正確な説明図もあれば、誤解を招く画像もある。出典や文脈を別に確かめよう。
ひよこ ひよこ
C2PAの来歴情報と、同じ仕組み?
ペンギン先生 ペンギン先生
C2PAは、作成や編集の来歴を署名付きの情報として扱う仕組みだ。コンテンツへ埋め込む透かしとは区別する。ただしC2PAの案内では、透かしやフィンガープリントを使い、取り除かれた来歴情報を再発見する方法も説明している。組み合わせることはできるんだ。
もっと詳しく知りたい人へ

編集されても、必ず残る?

方式と編集内容によります。SynthIDは切り抜きや圧縮などへの耐性を意図した設計ですが、あらゆる変更に耐える保証ではありません。検出できない結果だけで生成元を断定しないようにします。

透かしの検出と、AIらしさの推定は同じ?

識別のために加えた信号を検出することと、文章や画像の特徴からAI生成の可能性を推定することは区別します。検出結果を読む際は、対象の方式、判定基準、対応する形式と制約を確認します。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「AIウォーターマーク」って出てきたら「AIが生成・編集したコンテンツに識別の手掛かりを加える技術」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「AI Watermark」 = AI生成物の識別に使う電子透かし
💬 目に見えるロゴによる表示も透かしと呼ばれますが、SynthIDなどは知覚しにくい信号を埋め込みます。形式と検出方法を区別します。

参考資料

← 用語集にもどる