【かんりょうのていぎ】

完了の定義(DoD) とは?

最終更新:
💡 「できました」を信じるための、チーム共通のチェックリスト

スクラムで、成果物(インクリメント)がプロダクトに必要な品質基準を満たした状態を定めるもの。完成した作業について共通の理解を持つために使う。

📌 このページのポイント
「完了」の品質基準をそろえるDoDの例レビュー済み必要なテストを通過関連文書を更新項目は製品に合わせる共通の品質を確認機能の条件例:正しい合計使える成果物DoDを満たしてインクリメントへ未達の項目を「完成」として出さない
チェック項目は品質基準を具体化した例。機能ごとの受入基準とは別の観点で、スクラムではDoDを満たさない作業をインクリメントに含めない。
ひよこ ひよこ
完了の定義って、「作り終わったらOK」じゃないの?
ペンギン先生 ペンギン先生
ある人は「コードを書いたら完了」、別の人は「テストまで終わったら完了」と考えていたら、完成の意味がそろわないよね。DoDは、プロダクトに必要な品質を満たした成果物の状態を定めるもの。チェックリストにすると確認しやすいんだ。
ひよこ ひよこ
たとえばどんな項目があるの?
ペンギン先生 ペンギン先生
ソフトウェアなら「レビューを済ませる」「必要なテストを通す」「関連する文書を更新する」などが考えられるよ。全製品に同じ項目やカバレッジの数値が決まっているわけではなく、その製品に必要な品質を基準にするんだ。
ひよこ ひよこ
受入基準とは何が違うの?
ペンギン先生 ペンギン先生
受入基準は、その機能が期待どおり動く条件を示すために使うものだね。DoDは成果物に共通する品質の状態を示す。例えば「正しい合計が表示される」という機能の条件と、「必要なテストを通した」という品質の基準は、別の観点なんだ。
ひよこ ひよこ
誰が決めるの?一度決めたら変えないの?
ペンギン先生 ペンギン先生
組織にDoDの基準があれば、最低限として従うよ。なければスクラムチームが製品に合った定義を作る。同じ製品を複数チームで作るなら共通の定義に従うんだ。レトロスペクティブではDoDも点検して、改善を考えるよ。
ひよこ ひよこ
満たしていない作業を、レビューで完成として見せてもいい?
ペンギン先生 ペンギン先生
スクラムでは、DoDを満たさない項目はインクリメントの一部にできず、スプリントレビューに出したりリリースしたりできないよ。バックログへ戻して今後の作業にする。完成した品質について共通に理解する、透明性のための基準なんだ。
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「完了の定義」って出てきたら「完了と言えるための品質チェックリスト」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Definition of Done」 = 完了の定義
💬 略してDoDと書くことが多いよ。「Done」がどんな品質の状態なのかを共有するための言葉なんだ

参考資料

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