【ゲームデイ(しょうがいくんれん)】

ゲームデイ(障害訓練) とは?

最終更新:
💡 障害対応を練習し、システムと手順の不足を見つける

想定する障害や出来事に対応する訓練。システム・手順・チームを一緒に確かめ、対象範囲や停止条件を決めて、改善と再確認につなげる方法を解説します。

📌 このページのポイント
ゲームデイ:障害対応を練習し改善準備目的・シナリオを決める範囲・停止条件・復旧手順・関係者訓練想定する出来事に対応検知・連絡・判断・復旧を記録確認状態と結果を振り返る仕組み・手順・チームの不足を確認改善担当と完了を追う直した内容を次の訓練でも確認影響が想定を超えたら、停止・復旧へ本番を無計画に止めることが目的ではない
矢印は訓練から改善への進行で、システムの通信方向ではありません。停止と復旧を事前に準備し、必要なら途中で行います。速さだけで人を評価する訓練ではありません。
ひよこ ひよこ
ゲームデイは、わざと障害を起こす日?
ペンギン先生 ペンギン先生
想定する障害や出来事への対応を、実際に練習する訓練だよ。システムの検知や復旧だけでなく、チームの連絡、判断、手順も確かめる。障害を発生させること自体が目的ではなく、対応の不足を見つけて改善するんだ。
ひよこ ひよこ
本番を止めて試すことが、必須?
ペンギン先生 ペンギン先生
本番に近い環境で、目的や影響に合わせて計画する。AWSも本番環境の複製を使う方法を説明しているよ。まず対象範囲と影響を確認し、止める条件や元に戻す方法、関係者への連絡を用意する。本番で無計画に試すものではないんだ。
ひよこ ひよこ
カオスエンジニアリングとは、別のもの?
ペンギン先生 ペンギン先生
カオスエンジニアリングは、障害などに対するシステムの反応を実験し、耐性への理解を深める考え方だよ。ゲームデイでその実験を使うこともある。人の訓練と機械の自動回復を、完全に別の活動だと分けるわけではないんだ。
ひよこ ひよこ
どういうシナリオを用意する?
ペンギン先生 ペンギン先生
例えば、担当するサービスの障害を想定し、検知、通知、切り替え、復旧確認を試す。何が起きたら、何を保てると予想するかを決めよう。技術担当だけでなく、業務や利用者への連絡に関わる人も、目的に合わせて参加するよ。
ひよこ ひよこ
訓練が終われば、対応力は上がったと判断してよい?
ペンギン先生 ペンギン先生
記録した結果から、手順や構成の不足を確かめる。誰かを責めるのではなく、改善する項目と担当を決め、完了と再確認まで追おう。一度成功した場合も、構成や人が変われば、必要な訓練を見直すことが大切だよ。
もっと詳しく知りたい人へ

訓練中に、想定より影響が大きくなったら?

事前に決めた条件に従って訓練を停止し、用意した手順で戻します。止めるだけで元の状態に戻るとは限らないので、サービスやデータの状態も確認します。対象外へ影響が広がらない範囲と監視、判断する担当を、開始前に決めます。

AWS GameDayのイベントと、同じ意味?

AWS GameDayは、チームで技術的な課題を解決するゲーム形式の学習イベントとして案内されています。このページのゲームデイは、障害などへの対応を訓練する運用上の活動です。同じ呼び名でも、参加するイベントや組織の目的を確認します。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「ゲームデイ」って出てきたら「障害などへの対応を練習し、仕組みと手順を改善する訓練」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Game Day」 = 障害や出来事への対応を練習する訓練の呼び名
💬 ここではシステム運用の訓練を指します。同名の学習イベントもあるため、文脈と実施する目的を確認します。

参考資料

← 用語集にもどる