【あいおーしー】

IoC(侵害指標) とは?

最終更新:
💡 攻撃に関係する手がかりを、記録と照合する

サイバー攻撃や侵害に関係する活動を見つけ、調査や防御に使う手がかり。攻撃に使われたIPアドレス、ドメイン名、ファイルのハッシュなどがあります。一致しただけで侵害が確定するとは限らず、根拠・確認時期・利用状況を合わせて判断します。

📌 このページのポイント
手がかりを、背景と一緒に照合するIPアドレス攻撃に使われた通信先ドメイン名攻撃に関係する宛先ハッシュ悪意あるファイルの値行動の特徴特徴的な手口なども記録を照合 → 調査・警告等対応ツールと設定、指標の評価が必要値の一致だけで、侵害と決めない
代表的な手がかりの例。出典・観測時期・役割を確認し、古い指標は見直します。
ひよこ ひよこ
IoCは、攻撃を受けた証拠なの?
ペンギン先生 ペンギン先生
Indicator of Compromise、侵害の指標という意味だよ。攻撃に関係する手がかりだけれど、値が一致すれば必ず侵害された、という確定証拠ではないんだ。過去の侵害の調査や、今後の不審な通信を見つけるためにも使うよ。
ひよこ ひよこ
どんな情報が、手がかりになるの?
ペンギン先生 ペンギン先生
例えば攻撃に使われた通信先のIPアドレスやドメイン名、悪意あるファイルのハッシュ値だよ。自分の通信記録やファイルと照合する。指標をどこから得たか、いつ観測されたか、攻撃で何に使われたかも一緒に確認しよう。
ひよこ ひよこ
ツールに登録すれば、全部ブロックできる?
ペンギン先生 ペンギン先生
対応する監視・防御ツールと設定があれば、記録や警告、遮断に使えるよ。ただし、同じIPを正規のサービスも使っていたり、後で別の利用者に割り当てられたりする。業務への影響も考え、調査するか遮断するかを決めるんだ。
ひよこ ひよこ
ほかの組織とも共有するの?
ペンギン先生 ペンギン先生
共有できるよ。STIXは脅威の情報を表現する形式、TAXIIはその情報をHTTPSで交換するためのプロトコルなんだ。役割は違うよ。値だけでなく背景や共有してよい範囲も伝えると、受け取った側が判断しやすいね。
ひよこ ひよこ
攻撃者の行動は、IoCでは分からない?
ペンギン先生 ペンギン先生
IPやハッシュだけでは行動の全体は分からないけれど、広い意味のIoCには手口や行動の特徴も含まれるよ。TTPsという戦術・技術・手順の分析も組み合わせる。指標は変更や対処で古くなるので、いつまでも同じ値を信じず見直そう。
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「IoC」って出てきたら「攻撃や侵害に関係する活動を探すための手がかり」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Indicator of Compromise」 = 侵害の指標
💬 Indicatorは指標、Compromiseは情報やシステムの侵害。攻撃に関係する動きを調べる手がかりを指すよ。

参考資料

← 用語集にもどる