【どくせん】
独占(モノポリー) とは?
最終更新:
💡 売り手は1社、ほかの選択肢が乏しい市場
📌 このページのポイント
- 経済学では近い代替品がなく、売り手が1社の市場を指す
- 少数の企業が市場を占める寡占とは区別する
- 競争や選択肢が乏しく、価格などで利用者に不利な影響が出ることがある
- 市場シェアが高いだけで、日本の独占禁止法上の私的独占になるわけではない
独占って、1社しか売ってはいけないルールなの?
まずは市場の状態を表す言葉だよ。経済学では近い代替品がなく、売り手が1社の市場を指す。日常的には1社が圧倒的に市場を支配する場合にも使うけれど、少数の企業が占める寡占とは区別したいね。
競争がないと何が困るの?
利用者がほかの売り手や代わりの商品を選びにくくなるよ。競争がある市場より価格に影響を与えやすく、利用者に不利な結果が出ることがある。ただし独占なら必ず品質が悪い、という意味ではないんだ。
なぜ新しい会社が入ってこないの?
大きな設備投資が必要だったり、資源や技術などへのアクセスが限られたりする参入障壁があることがあるよ。図の壁はその模式表現。参入しにくさを、すべて違法な妨害だと考えるわけではないんだ。
シェアが高い会社は、全部違法なの?
そうではないよ。公正取引委員会は、優れた安い商品で競争した結果の独占を、禁止される私的独占と区別している。私的独占は、ほかの事業者を排除・支配する行為で競争を実質的に制限することだよ。
独占禁止法では何を規制するの?
日本では私的独占のほか、カルテルや不公正な取引、競争を実質的に制限する企業結合などを規制するよ。市場の状態を表す独占と、法令で禁止される行為を分けて理解するといいね。
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「独占」って出てきたら「競争相手や近い代替品が乏しく、1社が市場を支配する状態」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Monopoly」 = 独占
💬 ギリシャ語のmonos(単一の)とpolein(売る)が語源だよ。「売り手が1人しかいない状態」を表しているんだよ。