【どくせんきんしほう】
独占禁止法(アンチトラスト) とは?
最終更新:
💡 競争をゆがめる行為を防ぐ、市場のルール
📌 このページのポイント
- 日本では公正取引委員会が運用する
- 私的独占、カルテル、不公正な取引方法、企業結合などを規制する
- 大企業であることや競争で成功すること自体を禁止しない
- 違反行為に応じ、排除措置命令や課徴金、刑事罰などがある
独占禁止法って、何を禁止しているの?
公正で自由な競争を守るための法律だよ。日本では、ほかの事業者を排除・支配して競争を実質的に制限する私的独占や、価格などを申し合わせるカルテル、不公正な取引方法などを規制するんだ。
一つの会社が大きくなると違法なの?
カルテルって、どんなもの?
本来それぞれが決める価格や数量などを、競争相手と申し合わせて競争を制限することだよ。例えば「みんな同じ価格にしよう」と取り決める行為だね。消費者が価格や品質を比べて選ぶ機会を損なうから、規制の対象になるんだ。
IT企業のニュースでも、よく出てくるね。
プラットフォームの取引条件や、競争相手への扱い、企業買収なども競争への影響が問題になることがあるよ。ただし調査されていることと、違反が認められたことは別。日本、米国などで法律や判断の仕組みも違うから、ニュースの国と手続を見よう。
違反したら、全部罰金になるの?
日本では、違反をやめるための排除措置命令や、対象となる行為への課徴金納付命令などがあるよ。課徴金は行政上の措置で、刑事罰の罰金とは別なんだ。行為によって刑事罰や損害賠償の問題にもなるけれど、すべてに同じ処分が付くわけではないよ。
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「独占禁止法」って出てきたら「競争をゆがめる行為を防ぎ、公正な競争を守る法律」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Antitrust Law」 = 反トラスト法・競争を守る法律
💬 antiは「反対する」。trustはこの文脈では、企業が結び付き市場を支配した歴史的な「トラスト」を指すよ。現在の規制は国や地域で異なり、日本の独占禁止法も競争を守る法律なんだ。