【もんだいれこーど】

問題レコード とは?

最終更新:
💡 原因の調査と対策を、引き継げる記録にする

問題管理で、インシデントの原因や潜在的な原因について、調査と対策の情報を追跡する記録。関連するインシデント、分かったこと、回避策や対応の判断などを更新していく。

📌 このページのポイント
原因の調査と対策を記録する障害Aの記録障害Bの記録問題レコード症状・影響調査・原因回避策・対策判断の記録既知エラー分析済み未解決分かったこと・未確認を区別して更新記録や終了の基準は運用に合わせる
関連するインシデントを調査記録と結び付ける例。右はITIL 4の既知エラーの状態を示す。別文書への自動変換や必須の状態遷移を表す図ではない。
ひよこ ひよこ
原因が判明してから作るの?
ペンギン先生 ペンギン先生
原因がまだ分からなくても、問題として調査する情報を記録できるよ。何を調べ、何が分かり、何が未確認かを引き継げるようにするんだ。
ひよこ ひよこ
インシデントの記録とは違う?
ペンギン先生 ペンギン先生
インシデント管理はサービスの早期復旧に重点があり、問題管理は原因や再発防止を扱うよ。同じ原因に関係する複数のインシデントを、一つの問題の記録と結び付けることもあるんだ。
ひよこ ひよこ
どんな情報を書くの?
ペンギン先生 ペンギン先生
症状や影響するサービス、関連するインシデント、担当者や調査状況、判明した原因、回避策や対策などが例だよ。未確認の仮説を確定した原因として書かず、分かったことに応じて更新しよう。
ひよこ ひよこ
原因が分かると既知エラーへ昇格する?
ペンギン先生 ペンギン先生
ITIL 4では、分析済みで未解決の問題が既知エラーだよ。原因と回避策が両方そろうことだけを条件にした「昇格」と説明すると狭すぎる。記録や状態をどう管理するかは、組織やツールの運用に合わせるんだ。
ひよこ ひよこ
必ず恒久対策をしてクローズするの?
ペンギン先生 ペンギン先生
対策の効果や費用、影響を踏まえて対応を判断するよ。すべてを直ちに修正するとは限らない。解決、保留、クローズなどの基準は運用で定め、見送る場合も判断の理由と残るリスクを記録しておこう。
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「Problem Record」って出てきたら「障害の原因の調査と対策を追跡する記録」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Problem Record」 = 問題の記録
💬 Problemは問題、Recordは記録だよ。ここでの問題は、インシデントの原因または潜在的な原因を指すんだ。

参考資料

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