【きちのえらー】

既知のエラー とは?

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💡 調べたことを共有し、解決まで追いかける問題メモ

既知のエラーとは、分析済みだが、まだ解決していない問題(ITIL 4の定義)のこと。回避策(ワークアラウンド)があれば一緒に記録・共有し、同じ障害が起きたときの復旧を早める。ITILの問題管理での位置づけも解説。

📌 このページのポイント
既知のエラー(Known Error) 問題 分析前 分析 既知のエラー 例:メモリリーク 回避策:サービス再起動 状態:未解決 恒久対策 解決済み クローズ KEDB(既知のエラーデータベース) KE-001 メモリリーク 回避策あり 未修正 KE-002 タイムアウト 回避策あり 修正済み 分析済み・未解決の問題を記録。回避策があれば共有
既知のエラーとKEDBの関係
ひよこ ひよこ
分析したのに、まだ直っていないことがあるの?
ペンギン先生 ペンギン先生
すぐには直せない事情があることも多いんだよ。修正にリスクがある、コストが大きい、次のリリースまで待つ必要がある、などの理由で恒久対策が後になることがあるんだ。
ひよこ ひよこ
じゃあ同じ障害がまた起きちゃうの?
ペンギン先生 ペンギン先生
起きる可能性はあるね。だから回避策(ワークアラウンド)があれば一緒に記録しておくんだ。ITILの用語集にも「故障した構成要素を再起動する」のような回避策の例が載っているよ。
ひよこ ひよこ
どこに記録するの?
ペンギン先生 ペンギン先生
既知のエラーの記録を集めたKEDB(既知のエラーデータベース)がよく知られているよ。インシデント管理と問題管理の両方で使うもので、受付担当が検索すれば回避策をすぐ見つけられる。専用のDBではなく、問題レコードの項目として記録するツールもあるんだ。
ひよこ ひよこ
ずっと既知のエラーのままにしておいていいの?
ペンギン先生 ペンギン先生
放置はよくないね。定期的に見直して、影響の大きいものから恒久対策を進めるのが問題管理の役割だよ。恒久対策が済んだら記録をクローズするよ。
ひよこ ひよこ
既知のエラーが増えすぎたらどうするの?
ペンギン先生 ペンギン先生
ITIL 4では、時間のかかる本来の解決策の代わりに回避策を選んで溜まった手戻りを「技術的負債」と呼んでいるよ。回避策に頼る件数が増え続けているなら、恒久対策に人や時間を割くかを判断するサインだね。
もっと詳しく知りたい人へ

既知のエラーになったら、回避策は必ずあるの?

版によって定義が違うよ。ITIL 2011は「原因と回避策が文書化された問題」としていたけど、ITIL 4の用語集では「分析済みだが未解決の問題」で、原因の完全な特定や回避策の有無を追加の必須条件としていない。回避策がまだない既知のエラーもありうるので、「回避策なし」と明記して記録しておくと、受付担当が無駄に探さずに済むよ。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「既知のエラー」って出てきたら「分析済みだが未解決の問題(あれば回避策とセット)」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Known Error」 = 既知の誤り
💬 ITILの用語で、「すでに知られているエラー」という意味だよ。ITIL 2011では「原因と回避策が文書化された問題」、ITIL 4では「分析済みだが未解決の問題」と定義されているよ

参考資料

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