【アールティーピー】

RTP(Real-time Transport Protocol) とは?

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💡 音声や映像に、順序と時刻の手がかりを付けて運ぶ

音声や映像などをリアルタイムに運ぶためのプロトコル。順序番号・タイムスタンプとRTCPの役割、遅延や欠損を保証しないこと、暗号化との違いを解説します。

📌 このページのポイント
RTP:音声・映像に番号と時刻を添える送信側音声・映像受信側再生へRTPRTCP:品質の報告などRTPパケットの手がかり順序番号 → 順序・欠けの把握タイムスタンプ → 再生時刻の調整到着や遅延、欠けの修復は保証しない通常はUDP。使う方式は構成による暗号化・認証にはSRTPなどを使う
RTPの送信とRTCPの受信側からの報告を抜き出した例です。RTCPは送信側も送る場合があります。番号は配信を保証せず、タイムスタンプは到着時刻や壁時計とは異なります。
ひよこ ひよこ
RTPは、通話で何を運ぶの?
ペンギン先生 ペンギン先生
音声や映像のデータをパケットにして運ぶためのプロトコルだよ。データだけでなく、順序番号やタイムスタンプなどの情報も付ける。
ひよこ ひよこ
番号があれば、届いた順でそのまま再生できる?
ペンギン先生 ペンギン先生
届く順番が変わったり、パケットが失われたりすることがある。順序番号は受信側が順序や欠損を把握する手がかりだ。RTPが必ず正しい順で届けてくれるわけではない。
ひよこ ひよこ
タイムスタンプは、届いた時刻?
ペンギン先生 ペンギン先生
到着時刻ではなく、データを取り込んだ時点を表す値だ。音声や映像の形式に応じた時計で数え、受信側の再生タイミングなどに使う。普通の日付や時刻がそのまま入っているわけではない。
ひよこ ひよこ
RTCPを使えば、途切れも直せる?
ペンギン先生 ペンギン先生
RTCPは欠損や到着間隔の揺れなど、受信品質を報告する仕組みだ。その情報を使ってアプリが送信方法を調整することはあるが、RTCPだけで欠損や遅延がなくなるわけではない。
ひよこ ひよこ
リアルタイムのプロトコルなら、すぐ安全に届く?
ペンギン先生 ペンギン先生
到着や遅延の保証はなく、RTP単体には暗号化の保証もない。保護にはSRTPなどを使う。WebRTCの仕様ではSRTPとSRTCPが必須だが、すべてのRTP通信がWebRTCと同じ保護を使うわけではない。
もっと詳しく知りたい人へ

RTPを使うには、SIPが必須?

必須ではありません。RTPはメディアの転送を扱い、相手やセッションの設定をどう決めるかは別の仕組みです。SIPはセッションの開始・変更・終了などを扱うプロトコルの一つです。RTPを使うすべてのサービスがSIPを使うわけではありません。

SRTPなら、通話サービスの運営者にも内容を見せない?

それだけでは判断できません。SRTPは通信を保護しますが、鍵を持ちメディアを処理する中継側がいる構成もあります。サービス全体のエンドツーエンド暗号化の有無は、鍵の管理や中継方式を含めて確認します。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「RTP」って出てきたら「音声や映像に、順序と時刻の手がかりを付けて運ぶ仕組み」と思えばだいたいOK!遅延ゼロや暗号化を保証するものではないよ。
📖 おまけ:英語の意味
「Real-time Transport Protocol」 = リアルタイムの音声・映像などを運ぶプロトコル
💬 基本仕様はRFC 3550にあります。real-timeという名称は、遅延がなくなることや決まった時間内の到着を保証する意味ではありません。一般にはUDPの上で使いますが、UDPだけに限定された仕様ではありません。

参考資料

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