【ゆにばーさるべーしっくいんかむ】
ユニバーサル・ベーシックインカム とは?
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💡 所得や就労を条件にせず、個人へ現金を定期給付する構想
所得や就労を条件にせず、対象となる共同体の全員へ個人単位で現金を定期給付する構想。給付額、対象範囲、財源、既存制度との組み合わせは設計によって異なる。
📌 このページのポイント
- BIENの定義では、定期・現金・個人単位・普遍・無条件という特徴がある
- 無条件は所得調査や就労要件がないことを指し、対象範囲の設計は別にある
- 給付額だけで生活費のすべてを賄えることまで定義に含めるわけではない
- 対象を限定した実験の結果を、全国的な制度の効果と同一視しない
ベーシックインカムって、全員にお金を配ること?
対象となる共同体の全員へ、個人単位で現金を定期的に給付する構想だよ。BIENの定義では、所得の少なさや働いているかを給付の条件にしない。誰を対象にするか、いくら給付するかは具体的な制度設計で考えるんだ。
一度だけの一律給付も同じもの?
定期給付という特徴があるので、一度だけの給付はそのままベーシックインカムとは呼べないよ。世帯単位の給付や、所得を調べて対象を限定する給付とも区別する。基本所得という名前でも、必ず生活費の全額を賄える金額とは限らないんだ。
どれくらいお金が必要なの?
対象人数と給付額で大きく変わるよ。計算だけの仮の例なら、対象1億人に月1万円を12か月給付すると、給付総額は年12兆円になる。これは日本の具体的な政策の試算ではないよ。財源や既存の給付をどう組み合わせるかも別に検討が必要なんだ。
実際に試した例はある?
フィンランドでは2017〜2018年、失業者2,000人を対象に月560ユーロを支給する実験をしたよ。実験の対象者には所得や求職活動による条件を付けなかったけれど、国民全員を対象にした制度を実施したわけではないんだ。
結果がよければ、全国でも同じ効果になる?
そこは慎重に考えよう。この実験は初年度の就業への影響がなく、後の評価では小さな差が見られたものの、同時期の別制度の変更も影響し得る。調査回答者は暮らしや心の健康をよりよく評価したけれど、因果関係や低い回答率には限界がある。実験だけで労働意欲や物価などの全国的な影響まで決められないんだ。
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「ユニバーサル・ベーシックインカム」って出てきたら「所得や就労を条件にしない、全員への定期的な現金給付」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Universal Basic Income」 = 普遍的基本所得
💬 Universal(普遍的な)・Basic(基本的な)・Income(所得)の頭文字でUBIとも呼ぶよ。制度の対象となる共同体で広く給付する考え方で、具体的な対象や給付額にはさまざまな案があるんだ。