【ゼットケーロールアップ】

ZK Rollup とは?

最終更新:
💡 まとめた取引の状態更新を、有効性証明で検証する

メインチェーンの外で取引をまとめて処理し、状態更新の有効性証明をメインチェーンで検証するLayer 2の方式。Ethereum上のrollupでは状態を再構成するためのデータも公開する。

📌 このページのポイント
取引をまとめ、有効性証明を検証Layer 2:メインチェーンの外取引1取引2取引3まとめて処理有効性証明を生成Layer 1:Ethereumコントラクトが証明を検証有効な状態更新を受け入れる証明を提出再構成するデータも公開証明の生成・提出・検証には時間が必要有効性証明 ≠ 取引全体の匿名化
Ethereum上のrollupの概念。チャレンジ期間を必要としないことと、出金が操作直後に完了することは別です。データ公開を省くvalidiumとも区別します。証明は定めたルールに従う状態更新を検証し、全ての運用リスクをなくすものではありません。
ひよこ ひよこ
Optimistic Rollupと何が違うの?
ペンギン先生 ペンギン先生
状態更新の正しさを確認する方法が違うよ。ZK RollupはLayer 1に有効性証明を提出して検証する。Optimistic Rollupは不正な更新を指摘できる期間を設ける方式だよ。単に「信頼しているだけ」と比べるのは正確ではないんだ。
ひよこ ひよこ
証明だけを送れば、中身は全部秘密?
ペンギン先生 ペンギン先生
そうとは限らないよ。有効性証明は、定めたルールに従って取引を処理した状態更新だと検証するもの。Ethereum上のrollupは、状態を再構成するためのデータも公開する。証明にゼロ知識の性質があっても、取引全体の匿名性を自動で保証するわけではないんだ。
ひよこ ひよこ
出金も瞬時に終わるの?
ペンギン先生 ペンギン先生
Optimistic方式のようなチャレンジ期間を待つ必要はないけれど、証明が生成・提出され、Layer 1で検証される必要があるよ。操作した瞬間に資金が届くと一律にはいえない。利用する仕組みの手順や待ち時間を確認しよう。
ひよこ ひよこ
zkEVMならEthereumのコードはそのまま動く?
ペンギン先生 ペンギン先生
EthereumのEVMの計算を証明できるようにする技術だよ。既存の言語やツールを活用しやすくなるけれど、互換性の範囲は実装による。証明の生成には計算資源も必要なので、どんなコードも同じ費用や動作で使えるとは決めつけないでね。
ひよこ ひよこ
ZK方式なら安全性も性能も全部上?
ペンギン先生 ペンギン先生
すべての条件で優れるとはいえないよ。有効性証明は不正な状態更新を防ぐ仕組みだけれど、証明の生成コスト、コントラクトの実装、データ公開、運営による順序付けや停止の条件も関わる。名前だけで安全・高速・低料金と判断せず、個々の設計を確認しよう。
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「ZK Rollup」って出てきたら「まとめた取引の状態更新を有効性証明で検証するLayer 2」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Zero-Knowledge Rollup」 = ゼロ知識ロールアップ
💬 ZKはZero-Knowledgeの略、Rollupは取引をまとめるという意味だよ。スケーリングの有効性証明と、取引の中身を秘密にする性質は区別しよう。

参考資料

← 用語集にもどる