「自分たちが作ったAIが怖い」— 1,100人の現場が政府に送った公開書簡
AnthropicとかOpenAIの社員たちが、すごいことをしたって聞いたんだけど…何があったの?
AI作ってる人たちが、自分たちの仕事にブレーキかけてほしいってこと?それってすごく珍しくない?
珍しいよね!しかも面白いのが、AnthropicのCEOダリオ・アモデイさん本人も署名してるんだ。MetaのAI研究担当副社長も、OpenAIのチーフサイエンティストも。会社のトップが自ら「国際的なルールが必要」と言っている形になってるんだよ。
書簡には具体的に何が書いてあったの?
一言でいうと「一社だけでは止められないから、国際的な仕組みを作ってほしい」ということ。AI開発ってすごい競争になっていて、自分の会社だけが慎重にしたら競合他社に負けてしまう。だから国々が協力して「みんな同じルールで進める」仕組みが必要だって言ってるんだよ。
なるほど、「みんなが同時に止まれば怖くない」ってことだね!でもなんでこのタイミングで?
9日も気づかなかったの!?それは怖いね…。「ペーシングメカニズム」って言葉も出てたけど、それって何?
AI開発のスピードを意図的にコントロールする技術・ルール・制度の仕組みのことだよ。たとえば「このくらい賢いAIを作るときは国際機関に申請が必要」とか「一定以上のモデルは各国で審査を経る」とか。自動車のスピードリミットみたいなものをAIの世界でも作ろうってことだね。
ペンギン先生、これって日本にも関係ある話なの?
関係あるよ!日本も「AI基本計画」を進めてるし、書簡では「一国だけで動いても意味がない」と言ってる。どの国もこの議論に参加しないといけない。私たちがAIを使う側としても「誰かが作ったAIを信じていいのか」を判断する目が必要になってくるよ。
開発してる人たち自身が「危ないかも」って正直に言ってくれてるって、なんか複雑な気持ちになるね…
そうだよね。でも裏返すと「その人たちが正直に声を上げてくれている」ってことでもある。AIの問題って技術だけの問題じゃなくて、社会全体の問題になってきてる。この書簡が国際的な議論のきっかけになるといいよね。