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オブジェクトストレージとは?S3・ファイル・ブロックの違いを図解
オブジェクトストレージって何?
普通のファイル保存とは違うの?
S3にもフォルダが見えるけど?
キーが分かればデータを探せるんだね。メタデータで何でも検索できる?
保存容量は本当に無限なの?
S3のイレブンナインって何を保証するの?
S3 Standardなどの年間耐久性の設計値が99.999999999%ということだよ。データを失いにくい指標で、いつでもアクセスできる割合とは別。複数のAvailability Zoneへ冗長保存するクラスと、1つのZoneのクラスも区別しよう。
誤って消しても耐久性が高ければ大丈夫?
通常の削除要求が成功することと、設備障害で失わないことは違うよ。必要ならバージョニングなどを使い、権限と復元手順を確認する。耐久性の数値をバックアップの代わりと考えないことが大切なんだ。
外部の人と共有するには?
ブロック・ファイル・オブジェクトの使い分け
| 方式 | アプリから見た単位 | 用途の例 | 確認する点 |
|---|---|---|---|
| ブロック | アドレス指定するブロック | VMやDBのディスク | ファイルシステムや冗長化を誰が管理するか |
| ファイル | ディレクトリとファイル | 共有フォルダ、既存アプリ | 権限、ロック、同時アクセスの動作 |
| オブジェクト | キーとオブジェクト | 画像、バックアップ、分析用データ | API、更新単位、索引、取り出し料金 |
いずれも実装・構成で性能が変わります。「ファイルは階層が深いほど必ず遅い」「オブジェクトなら検索速度が落ちない」とは比較できません。
S3をDBの代わりにできる?
S3は成功したオブジェクトのPUT・DELETEに対して強い整合性を提供します。ただし、それだけでリレーショナルDBのJOINや複数レコードのトランザクションが付くわけではありません。Parquetなどを保存して分析エンジンから読む構成は、保存と計算を分担する設計です。
耐久性と可用性を混同しない
耐久性はデータを失いにくいこと、可用性は必要なときに利用できることです。S3 Standardの設計値をすべてのオブジェクトストレージへ一般化できません。具体的な復旧要件に対して、ストレージクラス・バージョニング・別の保存先・復元手順を選びます。
参考資料
確認日:2026年9月26日。製品の仕様・料金・対応環境は導入時にも確認してください。
- Amazon S3 User Guide:オブジェクトモデル、整合性、バケット種別。
- Naming Amazon S3 objects:汎用バケットのキーとプレフィックス。
- Data protection in Amazon S3:耐久性設計値、可用性、Zoneの差。
- Sharing objects with presigned URLs:URL保有者への権限と失効条件。