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オブジェクトストレージとは?S3・ファイル・ブロックの違いを図解


3つの保存方式を比べる ブロック ブロック単位で読み書き OSがファイル構造などを管理 VMやDBのディスクが用途例 ファイル パスでファイルを指定 階層と共有の操作 共有フォルダが用途例 オブジェクト キー+メタデータ+本体 APIで取得・保存 画像・分析用データが用途例 耐久性・可用性・料金はサービス別に確認 3つの保存方式を比べる ブロック ブロック単位で読み書き OSがファイル構造などを管理 VMやDBのディスクが用途例 ファイル パスでファイルを指定 階層と共有の操作 共有フォルダが用途例 オブジェクト キー+メタデータ+本体 APIで取得・保存 画像・分析用データが用途例 耐久性・可用性・料金はサービス別に確認
耐久性・可用性・料金はサービス別に確認
ひよこ ひよこ
ペンギン先生 ペンギン先生
データ本体とメタデータを、キーで識別して保存する仕組みだよ。S3ならバケットという入れ物の中のキーを指定して、APIでデータを取得する。ここではS3の汎用バケットを例に説明するね。
ひよこ ひよこ
普通のファイル保存とは違うの?
ペンギン先生 ペンギン先生
ファイルストレージはパスを使ってファイルを扱い、ブロックストレージはOSなどがブロック単位で読み書きする。オブジェクトはキーを使ってAPIで扱うので、アプリが期待するファイル操作をそのまま置き換えられるとは限らないよ。
ひよこ ひよこ
S3にもフォルダが見えるけど?
ペンギン先生 ペンギン先生
photos/cat.jpgのようなキーのスラッシュを使って、コンソールが階層に見せているんだ。汎用バケットではファイルシステムのディレクトリと同じものではないよ。ディレクトリバケットなど、別の種類の機能は分けて確認しよう。
ひよこ ひよこ
キーが分かればデータを探せるんだね。メタデータで何でも検索できる?
ペンギン先生 ペンギン先生
メタデータにはContent-Typeなどを持てるけれど、通常のオブジェクト一覧APIが任意のメタデータ検索をしてくれるわけではないよ。検索用の索引や分析サービスなどを別に設計する場合があるんだ。
ひよこ ひよこ
保存容量は本当に無限なの?
ペンギン先生 ペンギン先生
自分で1台ずつディスクを増設せず、大量のデータを保存できるサービスだけれど、物理的に無限という意味ではないよ。オブジェクトのサイズ、リクエスト、アカウントの制約や費用はある。キー方式だけで性能が一定になるわけでもないんだ。
ひよこ ひよこ
S3のイレブンナインって何を保証するの?
ペンギン先生 ペンギン先生
S3 Standardなどの年間耐久性の設計値が99.999999999%ということだよ。データを失いにくい指標で、いつでもアクセスできる割合とは別。複数のAvailability Zoneへ冗長保存するクラスと、1つのZoneのクラスも区別しよう。
ひよこ ひよこ
誤って消しても耐久性が高ければ大丈夫?
ペンギン先生 ペンギン先生
通常の削除要求が成功することと、設備障害で失わないことは違うよ。必要ならバージョニングなどを使い、権限と復元手順を確認する。耐久性の数値をバックアップの代わりと考えないことが大切なんだ。
ひよこ ひよこ
外部の人と共有するには?
ペンギン先生 ペンギン先生
署名付きURLを使えば期限付きで許可できるよ。ただしURLを持つ人が利用できるので、転送や漏えいに注意しよう。一時認証情報の期限が先に来ればURLも早く失効する。保存料に加えリクエストや取り出しの料金も見て選ぼう。

ブロック・ファイル・オブジェクトの使い分け

方式アプリから見た単位用途の例確認する点
ブロックアドレス指定するブロックVMやDBのディスクファイルシステムや冗長化を誰が管理するか
ファイルディレクトリとファイル共有フォルダ、既存アプリ権限、ロック、同時アクセスの動作
オブジェクトキーとオブジェクト画像、バックアップ、分析用データAPI、更新単位、索引、取り出し料金

いずれも実装・構成で性能が変わります。「ファイルは階層が深いほど必ず遅い」「オブジェクトなら検索速度が落ちない」とは比較できません。

S3をDBの代わりにできる?

S3は成功したオブジェクトのPUT・DELETEに対して強い整合性を提供します。ただし、それだけでリレーショナルDBのJOINや複数レコードのトランザクションが付くわけではありません。Parquetなどを保存して分析エンジンから読む構成は、保存と計算を分担する設計です。

耐久性と可用性を混同しない

耐久性はデータを失いにくいこと、可用性は必要なときに利用できることです。S3 Standardの設計値をすべてのオブジェクトストレージへ一般化できません。具体的な復旧要件に対して、ストレージクラス・バージョニング・別の保存先・復元手順を選びます。

参考資料

確認日:2026年9月26日。製品の仕様・料金・対応環境は導入時にも確認してください。