ホーム › コラム › MCPの仕組み——AIとツールをつなぐ標準プロトコルをわかりやすく解説 Apr 13, 2026 MCPの仕組み——AIとツールをつなぐ標準プロトコルをわかりやすく解説 仕組み解説MCPAIエージェントプロトコル2026年4月 MCPの仕組み:Host / Client / Server Host (AIアプリ) AIモデル (Claude / GPT等) MCP Client (通信担当) ユーザー入力 MCP プロトコル MCP Server (外部ツール側) GitHub Server Slack Server DB Server 5800+ servers... リクエスト → ← レスポンス ①ユーザーが依頼 ②MCPで通信 ③ツールが処理&返答 MCPの3層構造:HostのAIがClient経由でServer(ツール)と標準プロトコルで通信する ひよこ MCPって最近よく聞くんだけど、どんな仕組みで動いてるの? ペンギン先生 MCPはHost・Client・Serverの3層構造で動いてるよ。HostはClaude DesktopやCursorみたいなAIアプリのこと。ClientはそのApp内でMCP通信を担当する部分。ServerはGitHubやSlackなどの外部ツール側が提供するMCPのエンドポイントだよ。 ひよこ AIアプリがツールに話しかけるときはどんな流れになるの? ペンギン先生 まずHostがMCP Serverに接続して、使えるツール一覧(ツールリスト)を取得するよ。次にユーザーがAIに「GitHubのIssueを見て」と依頼すると、AIはツールリストを参照して適切なMCPツールを呼び出す。Server側が処理して結果を返し、AIがその結果を使って回答するんだ。 ひよこ MCPが登場する前はどうやってたの? ペンギン先生 以前は各AIと各ツールを個別に連携させる必要があって、nツールとmのAIがあればn×m個のコネクタを書く必要があったんだ。MCPが登場してからは、ツール側がMCPサーバーを一つ作ればすべてのMCP対応AIとつながれる。これをn×m問題の解決と呼ぶよ。 ひよこ MCPと昔からある「Function Calling」って何が違うの? ペンギン先生 違いを比べてみようか。比較項目Function CallingMCP接続方式API経由(HTTP)標準プロトコル(ローカル/HTTP)互換性AIごとに個別実装どのAIでも同じ仕様状態管理ステートレス(基本)セッション管理あり認証各ツールで個別設定プロトコルレベルで統一再利用性低い(AI依存)高い(標準準拠)要するにFunction Callingは各AI専用の実装だけど、MCPはどのAIでも動く共通インターフェースだよ。 ひよこ MCPサーバーって自分でも作れるの?難しそう... ペンギン先生 実は意外と簡単で、Python・TypeScript・JavaなどのSDKが公式で提供されてるよ。SDKを使えば、ツールの定義(何ができるか)を書いてMCPサーバーとして公開するだけ。既存のREST APIをラップしてMCPサーバーに変換する手法も広く使われてるよ。 ひよこ セキュリティは大丈夫なの?AIがいろんなツールにアクセスできるのは怖い気も... ペンギン先生 MCPはOAuth 2.0認証や権限スコープ(何にアクセスできるか)の仕組みを標準で持ってるよ。ユーザーがどのツールへのアクセスを許可するかを明示的に制御できるし、Serverはリクエストを検証してから実行するんだ。完全に信頼できるとは言えないけど、設計段階からセキュリティが考慮されてるよ。