NECがAnthropicと提携——日本の大手ITがClaudeを法人展開する意味
ねえねえ、NECがAnthropicと提携したってニュースを見たんだけど、これってどういうこと?
NECってそんなに大きい会社なの?
うん、NECは官公庁や大企業に長年ITシステムを提供してきた会社で、日本のビジネス現場では信頼されているんだよ。そのNECがAnthropicの「グローバルパートナー」として認定された、というのが今回のポイントだね。
グローバルパートナーって何が特別なの?
実際に企業でClaudeはどんなことに使われるの?
それって人間がやっていた作業をAIが代わりにやるってこと?
そういうことだね。これまでセキュリティエンジニアが何時間もかけていた作業を、AIが短時間でこなせるようになるんだよ。しかも大企業のシステムはコードが何百万行もあることもあるから、AIの力を借りると網羅的にチェックできるメリットもあるんだ。
なんで日本企業は自分でAIを作らずに、外国の会社と提携するの?
最先端のLLM(大規模言語モデル)を作るには、数百億円規模の計算資源と何千人もの研究者が必要でね。それをゼロから整えるのは現実的ではないんだよ。だから世界トップクラスのモデルを持つAnthropicと組んで、NECは「日本のビジネス現場への適応」に集中するという分業が合理的なんだ。
ということは、AIの中身はAnthropicが作って、日本に届けるのをNECが担当するイメージ?
まさにそのイメージで正解だよ!この構図は今後も増えていくと思う。AIを「作る会社」と「届ける会社」に役割が分かれていくことで、AIが社会のいろいろな場所に浸透するスピードが上がるんだよ。日本でも企業のシステムがどんどんAI化されていく、その第一歩が今回の提携といえるね。