【でじたるしじょうほう】
デジタル市場法(DMA) とは?
最終更新:
💡 指定された大規模プラットフォームに、公正な競争のルール
EUのデジタル市場を公正で競争に参入しやすくするための法律。欧州委員会が指定する「ゲートキーパー」の中核プラットフォームサービスに、義務や禁止事項を定める。
📌 このページのポイント
DMAってDSAとどう違うの?
DMAはデジタル市場の公正さと競争への参入を扱うよ。DSAは違法コンテンツへの対応や利用者の保護、透明性などを扱う。DMAが従来のEU競争法を置き換えるわけではないんだ。
ゲートキーパーって何?
対象は、最初に指定された6社だけ?
固定ではないよ。2023年に最初の6社が指定された後、2024年にはBooking.comも指定された。指定は企業とサービスについて確認する必要があり、MetaのFacebook Marketplaceは2025年に指定を解除されているんだ。
どんなことを求めるの?
たとえば、自社のサービスを同種の他社サービスよりランキングで優遇しないこと、利用企業が生成したデータにアクセスできること、プラットフォーム外で顧客に案内して契約できることなどだよ。相互運用の義務も、対象や条件を踏まえて適用されるんだ。
実際に制裁金も出ているの?
欧州委員会は2025年4月23日、Appleに5億ユーロ、Metaに2億ユーロの制裁金を科したと発表したよ。制度上の上限は全世界年間売上高の10%、繰り返し違反では20%。上限額が毎回そのまま科される、という意味ではないんだ。
もっと詳しく知りたい人へ
DMAは2024年に初めて施行された法律?
欧州委員会の説明では、2022年11月1日に発効し、2023年5月2日から適用された。指定されたゲートキーパーには、原則として指定の決定から最大6か月で義務・禁止事項へ対応する期間がある。法律の発効・適用と、指定サービスの対応期限は区別する。
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「DMA」って出てきたら「EUが指定する大規模プラットフォームに、公正な競争のルールを定める法律」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Digital Markets Act」 = デジタル市場法
💬 Digital Marketsはデジタル市場、Actは法律という意味だよ。指定されたゲートキーパーの義務と禁止事項を定め、市場を公正で参入しやすくすることを目指すんだ