【でじたるさーびすほう】

デジタルサービス法(DSA) とは?

最終更新:
💡 EUのネットサービスに、対応手続きと透明性のルール

EUの利用者に提供される仲介サービスを対象に、違法コンテンツへの対応手続きや透明性などを定めるEU規則。サービスの種類や規模によって義務が異なり、指定された超大規模プラットフォーム・検索エンジンには追加のリスク評価などを求める。

📌 このページのポイント
DSA:役割・規模に応じた義務EUの利用者向けの仲介サービス提供企業がEU外でも対象になり得る種類ごとの義務例:通報の仕組み適用条件・例外も確認指定された超大規模リスク評価・軽減独立した監査も大手だけの法律でも、全社一律の義務でもないよ
義務の違いを示す模式例。超大規模プラットフォームと検索エンジンには指定などの要件があります。
ひよこ ひよこ
DSAは、大きなSNSだけのルール?
ペンギン先生 ペンギン先生
大手だけではないよ。EUの利用者に提供される仲介サービスが対象で、ホスティングやオンラインプラットフォームなどに関わる。提供企業がEU外にあっても対象になり得る。サービスの種類や規模によって適用する義務が異なるので、すべてに同じ義務があるとは考えないでね。
ひよこ ひよこ
利用者には、どんな意味があるの?
ペンギン先生 ペンギン先生
違法コンテンツを通報する仕組みや、投稿を削除した理由の説明、不服を申し立てる仕組みなどに関わるよ。これらもサービスごとの適用条件がある。違法かどうかはEUや各国の法律に基づくもので、DSAだけであらゆる内容の違法性を決めるわけではないんだ。
ひよこ ひよこ
おすすめの仕組みも、全部公開される?
ペンギン先生 ペンギン先生
ソースコードを全部公開するという意味ではないよ。第27条は、推薦を使うオンラインプラットフォームに、主なパラメーターを分かりやすく利用規約へ記載することなどを定める。適用には小規模事業者などの例外もある。なぜ情報が勧められるのかを理解しやすくするルールだね。
ひよこ ひよこ
超大規模というのは、どこで決まる?
ペンギン先生 ペンギン先生
第33条はEU内の平均月間アクティブ利用者が4500万人以上で、欧州委員会が指定したプラットフォームや検索エンジンを扱うよ。世界全体の登録アカウント数ではない。人数だけでなく指定も要件になり、指定後の適用時期も定められているんだ。
ひよこ ひよこ
超大規模サービスには、何が追加される?
ペンギン先生 ペンギン先生
違法コンテンツの拡散や基本的な権利への影響など、システム全体のリスクを評価し、軽減する義務がある。独立した監査も少なくとも年1回必要だよ。DSAは原則2024年2月17日から適用され、一部には先行適用がある。DMAや個人データを扱うGDPRとも区別して覚えよう。
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「デジタルサービス法」って出てきたら「EUのネットサービスの対応手続きや透明性を定めるルール」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Digital Services Act」 = デジタルサービス法
💬 略称はDSA。正式にはEU規則2022/2065で、競争などを扱うデジタル市場法(DMA)とは別の規則だよ。

参考資料

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