【えきすぱーとしすてむ】
エキスパートシステム とは?
💡 専門家の頭の中をコンピュータに移植した、AIの元祖
📌 このページのポイント
- 知識ベースとIF-THENルール、推論エンジンの組み合わせで動く
- 医療診断や化学分析など特定領域で人間の専門家に匹敵する判断力を発揮した
- 1980年代の第二次AIブームの主役で、日本の第五世代コンピュータ計画でも注目された
- ルールの追加・保守が困難で、現在は機械学習に主役の座を譲ったが考え方は今も活きている
エキスパートシステムって何?AIなの?
1980年代に流行った初期のAI技術だよ。お医者さんとか化学者とか、特定分野の専門家が持っている知識を「もしAならBする」というルールにまとめて、コンピュータに判断させる仕組みなんだ
ルールをまとめるだけで専門家の代わりになれるの?
実は結構うまくいったケースもあるんだ。MYCINという医療診断システムは、血液感染症の診断で研修医より正確だったんだよ。ただ、ルールを何千個も書くのが大変で、しかも専門家の暗黙知は言語化しにくいという壁にぶつかったんだ
今のAIとはどう違うの?
今の機械学習は大量のデータからパターンを自分で学習するけど、エキスパートシステムは人間がルールを一つ一つ手作業で書いていたんだ。ルールが増えると矛盾が起きたり管理しきれなくなって、それが衰退の原因になったんだよ
じゃあもう使われてないの?
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「エキスパートシステム」って出てきたら「専門家の知識をルール化したAIの元祖」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Expert System」 = 専門家システム
💬 そのまま「専門家(Expert)のシステム」という意味だよ。人間のエキスパートの代わりをコンピュータにさせようとしたことから名付けられたんだ