【えふえむいーえー】
FMEA(故障モード影響解析) とは?
最終更新:
💡 起きそうな失敗と影響を、先に考えて備える
製品・工程・サービスなどについて、起こり得る故障の形、影響、原因を整理し、予防や検出の対策を考える分析手法。Failure Mode and Effects Analysis(故障モード影響解析)の略。
📌 このページのポイント
- 故障の形・影響・原因を分けて整理する
- 重大さ・起こりやすさ・検出のしやすさを評価する
- 優先度の決め方は、採用する方法や基準による
- 対策を実施したら、残るリスクを再確認する
FMEAでは、どんなことを考えるの?
例えば「注文を保存する」機能なら、保存できない場合に利用者や業務へどんな影響があるか、その原因は何かを整理する。故障の形、影響、原因を分けて表にまとめ、対策を検討するんだ。
影響と原因は、同じじゃないの?
違うよ。「DBへ接続できない」が原因で「注文を保存できない」という故障が起き、「注文が失われる」という影響が出る、という例を考えられる。分析する範囲を決めて、このつながりを整理しよう。
対策の優先順位は、どう決めるの?
影響の重大さ、起こりやすさ、今の仕組みで検出できるかなどを評価する。重大度S・発生度O・検出度Dを掛けたRPNを使う方法もあるよ。ただし、点数の意味や対策の基準は、採用する方法に合わせて決めるんだ。
RPNの数字が小さければ、放っておいていい?
数字だけで決めないよ。影響が重大な故障を、RPNの数字だけで見落とさないことが大切なんだ。AIAG/VDAの自動車向けFMEAでは、RPNに代わるAction Priority(AP)で対策の優先度を評価する。どの基準で分析するかを確認しよう。
表を作った後は、何をするの?
予防や検出の対策を決め、担当や実施状況を記録し、対策後のリスクを確認するよ。設計を対象にするDFMEA、工程を対象にするPFMEAなどがある。作って終わりではなく、変更や新しい情報に合わせて見直すんだ。
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「FMEA」って出てきたら「起こりそうな失敗と影響を先に整理し、対策を考える方法」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Failure Mode and Effects Analysis」 = 故障モード影響解析
💬 Failure Modeは「どのように故障するか」、Effects Analysisは「その影響を調べること」だよ。