【えふてぃーえー】

FTA(故障の木解析) とは?

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💡 不具合につながる「原因の組み合わせ」を木でたどる

望ましくない事象(トップ事象)から、それにつながる故障や条件の組み合わせをAND/ORなどで木構造に表す分析手法。設計時のリスク検討や障害原因の分析に使う。

📌 このページのポイント
結果から条件をたどる故障の木 仮の構成:原因の組み合わせ サービス提供不可 OR サーバー利用不可 AND ネットワーク不可 OR × 主系停止 × 予備停止 × 回線断 × DNS障害 AND:すべて成立 / OR:いずれか成立
線は上の事象を成立させる論理関係。赤は利用できない状態、青は論理ゲート。図の故障は仮の構成で、確率の計算には事象の定義・依存関係などの前提が必要。
ひよこ ひよこ
FTAって、FMEAとどう違うの?
ペンギン先生 ペンギン先生
FMEAは個々の部品などの故障から影響を考えるよ。FTAは「サービスを提供できない」のような結果を最初に定め、そこへつながる条件をたどる。まだ起きていない障害を設計時に検討するときにも使えるんだ。
ひよこ ひよこ
木構造ってどんな感じ?
ペンギン先生 ペンギン先生
図は、サーバーの主系と予備系が両方使えないと提供できなくなり、ネットワークは回線かDNSのどちらかが使えないと提供できなくなる、という仮の構成だよ。両方必要ならAND、どちらか一つで成立するならORでつなぐ。実際の構成に合う関係か確かめるんだ。
ひよこ ひよこ
確率の計算もできるの?
ペンギン先生 ペンギン先生
できるけど、ORを単純な足し算にはできないよ。AかBの確率は、Aの確率+Bの確率−両方起きる確率。ANDも、AとBが独立なときに掛け算になる。同じ停電で両方止まる場合など、共通原因や依存関係を考える必要があるね。
ひよこ ひよこ
数字で例を見せて?
ペンギン先生 ペンギン先生
同じ期間の事象AとBが独立で、確率が0.1と0.2なら、ANDは0.1×0.2=0.02。ORは0.1+0.2−0.02=0.28だよ。ORが単純な和になるのは両方同時には起きない場合なんだ。期間や事象の定義もそろえて計算しよう。
ひよこ ひよこ
木を描けば本当の原因が分かるの?
ペンギン先生 ペンギン先生
木は定めた範囲で原因の候補や組み合わせを表すモデルだよ。分析対象から漏れた条件もあり得るので、描いただけで実際に起きた原因が確定するわけではない。障害調査ならログや試験などと照合して、モデルを見直そう。
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「FTA」って出てきたら「望ましくない結果につながる条件を木でたどる分析」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Fault Tree Analysis」 = 故障の木解析
💬 Faultは故障、Treeは木、Analysisは解析。故障や条件の関係を枝分かれで整理するイメージだよ

参考資料

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