【ほんにんきょひりつ】
本人拒否率(FRR) とは?
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💡 本人の認証試行を誤って拒否する割合
本人が認証を試したのに、誤って拒否される割合。計算の分母、FARとの関係、しきい値、1回の比較を測るFNMRとの違いと、数値を比較する条件を解説します。
📌 このページのポイント
- 本人による認証試行のうち、誤って拒否した割合
- 試行条件や再試行の扱いを併せて読む
- 同じ判定器でしきい値を変えるとFARとも関係する
- 1回の比較を測るFNMRと、認証全体のFRRは区別する
本人なのに、認証できなかった割合?
そうだよ。本人による認証試行のうち、誤って拒否された割合を考える。例えば、本人の試行100回のうち誤拒否が2回なら2%。これは計算用の架空例で、製品の性能値ではない。
全ユーザーの人数で、割ればよい?
通常は本人の認証試行を分母として読む。1人が何度も試す場合もあるから、人数と試行数は同じではない。再試行を含めるか、読み取りに失敗した場合をどう数えるかなど、測定の定義を確認する。
数値が低ければ、何でもよい?
本人が使いやすいことは大切だが、他人を通してしまうFARも見る。同じ判定器で一致の基準を緩めると、本人の拒否は減る一方、他人を受け入れる割合が増えることがある。
精度を改善すると、必ずFARが悪くなる?
必ずではない。しきい値を動かすことと、判定器や入力の品質を改善することは別だ。単にシーソーだから片方しか良くならない、と考えないようにしよう。
指紋認証なら、何%が普通なの?
方式の名前だけでは決められない。機器、対象者、環境、しきい値、試行の数え方などで変わる。出典のない一律の目安ではなく、同じ条件で測った値かを確認して比較するんだ。
もっと詳しく知りたい人へ
FNMRと同じ意味?
関連しますが、測る単位を区別します。NISTの用語ではFNMRは1回の生体比較、FRRは認証トランザクションを対象に定義されています。複数回の比較や再試行を含む認証のFRRを、1回の比較のFNMRとそのまま同じ値だと考えないようにします。
FARとFRRが等しい点を、運用に選べばよい?
等しい点だけで最適な運用とは決まりません。本人が拒否される負担と、他人が通るリスクは用途で異なります。評価条件や必要な安全性を考えて設定し、比較指標だけから運用の安全を断定しないことが大切です。
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「FRR」って出てきたら「本人の認証試行を誤って拒否する割合」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「False Rejection Rate」 = 本人拒否率・誤拒否率
💬 Falseは誤った、Rejectionは拒否、Rateは割合です。False Reject Rateとも表記されます。何を一つの認証試行として数えるかを確認します。