【えすらむ】

SRAM とは?

最終更新:
💡 リフレッシュなしで保持する、高速な一時記憶

電力が供給されている間、リフレッシュなしでデータを保持する揮発性メモリ。ラッチ回路の状態でビットを保持し、CPUキャッシュや高速な一時記憶などに使われる。電源を切っても記録を残すメモリではない。

📌 このページのポイント
SRAMとDRAM:保持の違いどちらも、通常は電源が必要SRAM回路の状態で保持定期的な更新は不要例:キャッシュ6Tなどのセル構成DRAM電荷で保持定期的な更新が必要例:主記憶大容量を置きやすい「更新不要」と「電源不要」は別!
SRAMの保持とDRAMのリフレッシュを比較。速度や容量は製品と設計により異なります。
ひよこ ひよこ
リフレッシュって、何?
ペンギン先生 ペンギン先生
保持しているデータを失わないために定期的に更新することだよ。DRAMはそれを必要とする。SRAMは電力が供給されている間、ラッチという回路の状態でビットを保持できるので、定期的なリフレッシュは不要なんだ。
ひよこ ひよこ
電源を切っても、残るの?
ペンギン先生 ペンギン先生
通常のSRAMは揮発性なので、電力の供給が失われると保持できないよ。リフレッシュ不要と、電源なしでも残ることは別なんだ。電池で供給を続ける構成などはあるけれど、SRAMそのものが不揮発性になるわけではないね。
ひよこ ひよこ
1ビットに、必ず6個の部品?
ペンギン先生 ペンギン先生
よく使われる6T SRAMセルは、6個のトランジスタで構成するよ。ただしSRAMの設計はそれだけではなく、9Tなどの構成もある。6個がSRAM全体の必須条件だとは説明しないんだ。
ひよこ ひよこ
どこで、使うの?
ペンギン先生 ペンギン先生
CPU内のキャッシュや、データを一時的に置くバッファなどに使われるよ。Infineonも高速な記憶やネットワーク機器向けのSRAMを提供している。ただし、どのCPUのどのキャッシュも必ずSRAMだと一律に決めるのは避けよう。
ひよこ ひよこ
どれも同じ、速さなの?
ペンギン先生 ペンギン先生
速度や容量、インターフェースは製品によるよ。たとえば外付けのSRAMとCPU内のキャッシュを同じ数値で比べることはできない。用途に合うアクセス時間や帯域、容量、電力の条件を仕様で確認しよう。
ひよこ ひよこ
全部をSRAMに、したらよい?
ペンギン先生 ペンギン先生
容量や費用との兼ね合いがあるよ。一般にSRAMは高速なアクセスに向き、DRAMは大容量を高い密度で用意しやすい。Renesasの比較資料もSRAMのほうが高価な傾向を示している。用途ごとの速度・容量・電力・費用を考え、使い分けるんだ。
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「SRAM」って出てきたら「リフレッシュなしで保持できる、高速な一時記憶メモリ」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Static Random Access Memory」 = 静的ランダムアクセスメモリ
💬 Staticは、DRAMのような定期的なリフレッシュを必要としないことを表すよ。データを変更できないという意味ではないんだ。

参考資料

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