【スティックス】

STIX(脅威情報構造化記述) とは?

💡 サイバー脅威情報のための「共通語フォーマット」
📌 このページのポイント
STIX — 脅威情報をJSONで構造化 Threat Actor 攻撃者グループ id: threat-actor--001 Malware マルウェア情報 id: malware--002 Indicator 侵害の痕跡 IoC id: indicator--003 uses indicates Relationship オブジェクト "Threat Actor A" -- uses --> "Malware B" JSON形式で記述 / OASISが標準管理 / TAXIIで組織間配信 各オブジェクトはIDで識別し、Relationshipで関係を表現するグラフ構造
STIXオブジェクトとRelationshipによる脅威情報の構造化
ひよこ ひよこ

STIXって何の略なの?

ペンギン先生 ペンギン先生

Structured Threat Information eXpressionの略だよ。「構造化された脅威情報の表現形式」という意味で、サイバーセキュリティの脅威情報をJSONで書くための標準仕様なんだ。

ひよこ ひよこ

なぜ標準化する必要があるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

各社がバラバラな形式で脅威情報を書いていると、共有や自動処理ができないからだよ。STIXという共通フォーマットがあれば、A社からB社に脅威情報を送ってもすぐにツールで読み込めるんだ。

ひよこ ひよこ

どんな情報をSTIXで書けるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

マルウェアの特徴・攻撃者グループ・攻撃キャンペーン・悪意あるIPやドメインIoC)・使われた脆弱性・攻撃手法など、脅威に関する幅広い情報を書けるよ。それぞれが「オブジェクト」として定義されているんだ。

ひよこ ひよこ

オブジェクト同士はどうつながるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

RelationshipというオブジェクトでIDを使って結びつけるんだよ。例えば「攻撃者AがマルウェアBを使用した」という関係を表現できる。全体がグラフ構造になって、脅威の全体像を可視化できるんだ。

ひよこ ひよこ

TAXIIとはどう違うの?

ペンギン先生 ペンギン先生

STIXは「脅威情報の書き方(フォーマット)」で、TAXIIは「その情報を送り合うプロトコル(通信手順)」だよ。手紙の内容がSTIX、手紙を届ける郵便システムがTAXIIというイメージだね。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「STIX」って出てきたら「脅威情報を構造化するJSON仕様」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「STIX」 = 構造化脅威情報表現
💬 Structured Threat Information eXpressionの頭文字だよ。「スティック」に似た発音で、脅威情報を一本の棒(stick)のように整然と並べるイメージで覚えるといいかもね。
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