【ダブリューシーエージー】
WCAG(ウェブコンテンツ・アクセシビリティガイドライン) とは?
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💡 Webの「バリアフリー基準書」、全員が使えるネットを目指す世界共通ルール
Webサイトやアプリを障害のある人も含めて誰でも使えるようにするための国際的なガイドライン。W3Cが策定し、多くの国の法制度や規格でも参照されている。
📌 このページのポイント
- W3C(World Wide Web Consortium)が策定した、Webアクセシビリティの国際的なガイドライン
- 知覚可能・操作可能・理解可能・堅牢の4原則の下に達成基準があり、各基準にA・AA・AAAのレベルが付いている
- 日本のJIS X 8341-3:2016(WCAG 2.0ベース)やEUのEN 301 549などがWCAGを参照している
- 現行の勧告はWCAG 2.2(2023年10月勧告)で、フォーカスの見えやすさやターゲットサイズなど9つの達成基準が追加された
WCAGって何のための基準なの?
Webサイトを目が見えない人、耳が聞こえない人、手が不自由な人など、誰でも使えるようにするための国際ルールだよ。たとえば「画像には代替テキストを付けましょう」とか「色だけで情報を伝えないようにしましょう」みたいな具体的な基準が書かれているんだ
A・AA・AAAの3段階ってどう違うの?
達成基準ごとにレベルが決まっていて、Aの基準を全部満たせば「A適合」、AとAAを全部満たせば「AA適合」になるよ。AAAは最も高いレベルだけど、W3Cは内容によっては満たせない基準があるから、サイト全体にAAAを一律に求めるのは勧めていないんだ。日本では総務省のガイドラインが、公的機関にJIS X 8341-3:2016への対応を勧めているよ
4つの原則ってどんなもの?
実際にWCAGに対応するのって大変なの?
正しいHTMLを書く、コントラスト比を確保する、キーボード操作を保証する、代替テキストを付けるといった基本の積み重ねが大事だよ。axeやLighthouseのような自動チェックツールは問題を見つける助けになるけど、W3Cも言うとおりツールだけでは全項目を判定できない。代替テキストの内容が適切かなどは人が確認する必要があるんだ
WCAG 2.2で何が変わったの?
もっと詳しく知りたい人へ
WCAG 2.1で対応済みなら、2.2に合わせる必要はある?
W3Cは最新版の利用を勧めているよ。2.2は2.1に9つの達成基準を足し、4.1.1 Parsingを削除した版で、2.2に適合すれば2.1と2.0にも適合する。一方で2.2の公開で2.0や2.1が廃止されたわけではないので、契約や法令がどの版を指定しているかも確認しよう。
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「WCAG」って出てきたら「Webを誰でも使えるようにするための世界基準ルールブック」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Web Content Accessibility Guidelines」 = ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン
💬 W3Cが1999年5月にWCAG 1.0を勧告したのが始まりで、その後2.0、2.1、2.2と改訂されてきたよ
参考資料
- W3C: Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.2
- W3C WAI: WCAG 2 Overview
- W3C WAI: Understanding Conformance
- W3C WAI: Understanding SC 2.5.8 Target Size (Minimum)
- W3C WAI: Understanding SC 3.2.6 Consistent Help
- W3C WAI: WCAG 3 Introduction
- W3C WAI: Selecting Web Accessibility Evaluation Tools
- W3C WAI: Web Accessibility Laws & Policies - Japan
- W3C: Web Content Accessibility Guidelines 1.0