Figma入門:お店の案内画面を作って、クリックでつなごう
☕ 2画面で、使う人の流れを試す
- 身近な課題で役割を説明できる
- 最初の操作と確認方法がわかる
最初のゴール:カフェの2画面をつなぐ
架空のカフェを題材にします。きれいな写真やロゴは後回しで大丈夫です。「メニューを見る」を押して、メニュー画面へ移れることを最初のゴールにしましょう。
準備するのはFigmaのアカウントと、Figma Designのファイルを編集できる権限です。画面の名称や利用できる機能は更新されるため、操作に迷ったら末尾の公式ヘルプを参照してください。
- 新しいデザインファイルで、スマホ用のフレームを2つ作ります。名前は「カフェ案内」「メニュー」にします。
- 案内画面に、店名「ひよこカフェ」、説明「駅前の小さなカフェ」、ボタンの文字「メニューを見る」を置きます。
- メニュー画面には、見出し「メニュー」と「コーヒー」「紅茶」を置きます。
- ボタンを選び、Prototypeの接続をメニュー画面へつなぎます。クリックをきっかけに、指定の画面へ移動する設定を選びます。
- プロトタイプを表示してボタンを押します。メニュー画面へ移れたら最初の成功です。
フレーム名が付いていると、似た画面が増えても接続先を見分けやすくなります。戻るボタンも付けると、行き止まりにならず試せます。
文字が伸びても崩れにくいボタンを作る
「メニューを見る」のテキストを選び、Auto layoutを追加します。ショートカットはShift + Aです。できた入れ物に背景色と内側の余白を設定し、幅を内容に合わせる設定(Hug contents)にします。
文字を「今日のおすすめを見る」に変えて、入れ物も広がるか確かめましょう。画面幅を超えるほど長い文字なら、幅を固定して折り返すなど別の設計が必要です。Auto layoutを付けるだけで、どんな画面幅にも自動で対応するわけではありません。
コンポーネントは「元」と「使う場所」を分ける
ボタンをコンポーネントにし、インスタンスをもう1つ置きます。元の角丸や余白を変えて、両方へ反映されるか確認してください。次に片方だけ文字を変え、元の文字を変更したときの違いを見てみましょう。
インスタンスで行った上書きは保持されることがあります。「全部が必ず同じに変わる」ものではありません。また、元とのつながりを解除すると、後の変更は連動しなくなります。
見てもらうときの3つの質問
- 初めて見る人が、「メニューを見る」を見つけられるか。
- 押した先が想像どおりで、案内画面にも戻れるか。
- 長い店名やスマホ幅でも、文字やボタンが重ならないか。
共有前に、ファイルの閲覧・編集範囲も確認しましょう。プロトタイプで確かめた動きは、実装する人へ「このボタンはこの画面へ」と伝える材料になります。
次に学ぶなら
形をWebページへ変えてみたくなったらHTML・CSS入門、実際にボタンの処理を作るならJavaScript入門へ進めます。
参考資料
- Figma:Auto layout — 追加操作・配置・内容に応じたサイズ
- Figma:Prototypeの接続 — 接続・きっかけ・移動先の設定
- Figma:Components — 元とインスタンスの関係
- Figma:インスタンスの変更 — 上書きと元の変更の反映