ホーム › コラム › 仮想マシン(VM)とコンテナの違いは?図解でやさしく比較 Mar 30, 2026 仮想マシン(VM)とコンテナの違いは?図解でやさしく比較 図解で比較クラウド・インフラ2026年3月container VMとコンテナのアーキテクチャ比較 仮想マシン(VM) App A Guest OS App B Guest OS App C Guest OS ハイパーバイザー ハードウェア 各VMにOS丸ごと含む 起動: 数分 / サイズ: GB単位 高いセキュリティ分離 コンテナ App A + libs App B + libs App C + libs コンテナエンジン(Docker等) ホストOS(カーネル共有) ハードウェア OSカーネルを共有して軽量化 起動: 数秒 / サイズ: MB単位 高速スケーリング向き 実際のクラウド環境ではVMの上にコンテナを動かす構成が一般的 仮想マシンとコンテナのアーキテクチャ比較 ひよこ VMとコンテナって両方とも「仮想化」なんでしょ?何が違うの? ペンギン先生 仮想化のレベルが違うんだ。VMは「コンピューター丸ごと」を仮想化するけど、コンテナは「アプリの実行環境だけ」を仮想化するよ。 ひよこ もうちょっとわかりやすく…! ペンギン先生 VMをマンションの一室に例えると、各部屋にキッチン・バス・トイレが全部ある感じ。コンテナはシェアハウスで、キッチンやバスは共有だけど、自分の部屋は独立しているイメージだよ。 ひよこ あー!だからコンテナのほうが軽いんだ。 ペンギン先生 そのとおり。VMは各マシンにOS丸ごと入るから起動に数分かかるけど、コンテナはホストOSのカーネルを共有するから数秒で起動できるんだ。 ひよこ じゃあコンテナのほうが優れてるの? ペンギン先生 一概には言えないよ。VMはOS丸ごと分離されているから、セキュリティの隔離性が高い。銀行システムや機密性の高い環境ではVMが選ばれることも多いんだ。 ひよこ 使い分けがあるんだね。どういう基準で選ぶの? ペンギン先生 ざっくり言うと、マイクロサービスや頻繁にスケールする用途にはコンテナ、異なるOSが必要だったりセキュリティ分離が重要なケースにはVMが向いているよ。 ひよこ 両方同時に使うこともあるの? ペンギン先生 あるよ!クラウド環境ではVM上にコンテナを動かすのが一般的なんだ。AWSのEC2(VM)の上でEKS(Kubernetes)を動かすようなイメージだね。 ひよこ 入れ子になってるんだ!面白い。 ペンギン先生 最近はFirecrackerのようにVMの安全性とコンテナの軽さを両立する「マイクロVM」技術も出てきている。AWS Lambdaの裏側で使われていて、業界のトレンドになっているよ。