【カーボンプライシング】

カーボンプライシング とは?

💡 CO2に値札をつけたら、みんな排出を減らし始めた
📌 このページのポイント
カーボンプライシングの2つの手法 ① 炭素税 CO2排出量に応じて課税 排出 100t × 税率 3000円/t = 30万円 ✅ 価格が確定 ❌ 排出総量は不確定 ② 排出権取引 排出枠を市場で売買 排出枠 80t → 余り20t分を売却 ✅ 排出総量が確定 ❌ 価格は市場次第 共通の目的:CO2排出にコストを課し削減を促す
カーボンプライシングの2つの手法比較
ひよこ ひよこ

カーボンプライシングって何?

ペンギン先生 ペンギン先生

CO2を出すことにお金を払わせる仕組みだよ。ゴミの有料化と似ていて、「タダで出し放題」をやめることで削減の動機づけをするんだ

ひよこ ひよこ

具体的にはどうやるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

大きく2つの方法があるよ。1つは「炭素税」で、CO2の排出量に応じて税金をかける方法。もう1つは「排出権取引」で、国が排出枠を決めて企業間で売買させる方法だよ

ひよこ ひよこ

排出権取引ってカーボンクレジットと同じなの?

ペンギン先生 ペンギン先生

関連はあるけど少し違うよ。排出権取引は政府が排出上限を決めて枠を配分する「キャップ&トレード」。カーボンクレジットは自主的な削減・吸収分を認証して取引するもの。政府主導かボランタリーかという違いだね

ひよこ ひよこ

日本でも導入されてるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

日本は2023年からGX-ETSという排出権取引が始まったよ。まだ自主参加だけど、2026年度から本格稼働する予定。EUは2005年からEU-ETSを運用していて、世界最大の排出権市場なんだ

ひよこ ひよこ

CBAMって最近ニュースで見たけど、何のこと?

ペンギン先生 ペンギン先生

炭素国境調整メカニズムのことだよ。EUが2026年から本格導入する制度で、炭素規制が緩い国からの輸入品にCO2排出分の関税をかけるもの。規制の緩い国に工場を移す「カーボンリーケージ」を防ぐ狙いがあるんだ

ひよこ ひよこ

IT企業にも影響はあるのかな?

ペンギン先生 ペンギン先生

もちろん。データセンターの電力消費は莫大だから、電力のカーボンプライシングは直接コストに跳ね返る。だからこそGoogleAmazonが再エネに巨額投資しているんだよ。炭素コストを見越した戦略的な判断なんだ

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「カーボンプライシング」って出てきたら「CO2に価格をつけて排出削減を促す仕組み」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Carbon Pricing」 = 炭素の価格付け
💬 Carbon(炭素)にPricing(値付け)をすること。CO2を出すのにお金がかかるようにする政策だよ
← 用語集にもどる