【しーぶいえすえす】

CVSS(共通脆弱性評価システム) とは?

💡 脆弱性の「危険度」を数値で見える化する
📌 このページのポイント
CVSS スコアの構成 基本評価基準 攻撃経路 攻撃の複雑さ 必要な権限 機密性/完全性/可用性 (脆弱性そのものの特性) 現状評価基準 攻撃コードの有無 対策の成熟度 情報の信頼性 (時間とともに変化) 環境評価基準 対象システムの重要度 既存の緩和策 組織固有の影響 (利用環境ごとに異なる) スコア: 0.0 〜 10.0 重大 緊急 0.0 3.9 6.9 8.9 10.0 3つの基準を組み合わせて脆弱性の深刻度を数値化
CVSSスコアのイメージ
ひよこ ひよこ

スコアの目安は?

ペンギン先生 ペンギン先生

0.0は影響なし、0.1〜3.9が低、4.0〜6.9が中、7.0〜8.9が高、9.0〜10.0が緊急だよ。Log4Shellは10.0で最高レベル。一般的に7.0以上は早急にパッチ適用、9.0以上は即日対応が推奨される。企業のセキュリティポリシーでスコア別の対応期限を決めておくのがベストだね

ひよこ ひよこ

どうやって計算するの?

ペンギン先生 ペンギン先生

攻撃元区分(ネットワーク越しか物理アクセスが必要か)、攻撃条件の複雑さ、必要な権限レベル、ユーザーの操作が必要か、影響の範囲、機密性・完全性・可用性への影響…これらの項目を評価してスコアが算出される。NVDのサイトで計算ツールが公開されているよ

ひよこ ひよこ

CVSSスコアだけで判断していい?

ペンギン先生 ペンギン先生

スコアは参考になるけど、自社環境に当てはめて考えることが重要だよ。CVSS 9.0の脆弱性でも、対象のソフトウェアを使っていなければ関係ない。逆にCVSS 6.0でも、自社の重要システムが該当するなら優先度は高い。CVSSに「自社の環境」を加味して判断するのが正しい使い方だね

ひよこ ひよこ

CVSS v4.0で何が変わった?

ペンギン先生 ペンギン先生

v3.1からの主な変更は、「補助評価基準」が追加されたこと。攻撃の自動化可能性や、実際に悪用されているかどうかも加味できるようになった。スコアの粒度も改善されて、より実態に即した評価ができるようになったよ

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「CVSS」って出てきたら「脆弱性の深刻度を数値で評価する仕組み」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Common Vulnerability Scoring System」 = 共通脆弱性評価システム
💬 FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が管理。現在のバージョンはCVSS v4.0だよ
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