デジタルアイデンティティ とは?
デジタルアイデンティティって何のこと?
ネット上で「あなたは誰ですか?」という問いに答えるための情報のことだよ。現実世界では運転免許証やパスポートで身元を証明するけど、デジタルの世界ではID・パスワードや生体認証、電子証明書がその役割を果たすんだ。
IDとパスワードがあればそれでいいんじゃないの?
「Googleでログイン」みたいなのもデジタルアイデンティティなの?
まさにそうだよ。ソーシャルログインやシングルサインオンは、信頼できるプロバイダが「この人は本人です」と保証してくれる仕組みなんだ。自分で毎回IDを作る手間が省ける反面、そのプロバイダにアイデンティティ情報が集中するリスクもあるよ。
マイナンバーカードもデジタルアイデンティティなの?
情報が一か所に集まるのってちょっと怖くない?
いいところに気づいたね。その問題を解決しようとしているのが「自己主権型アイデンティティ(SSI)」という考え方だよ。自分のアイデンティティ情報を企業や政府ではなく自分自身で管理して、必要なときに必要な情報だけ提示する仕組みなんだ。
自分で管理するってどうやるの?
ブロックチェーン上に「検証可能な資格情報(Verifiable Credentials)」を発行して、デジタルウォレットに保管する方式が研究されているよ。たとえば「この人は20歳以上です」という証明だけを見せて、生年月日そのものは明かさないということが可能になるんだ。
必要最小限の情報だけ見せられるのは安心だね!
そうだね。EUでは「eIDAS 2.0」という規則でデジタルIDウォレットの導入が進んでいるし、日本でもマイナンバーカードのスマホ搭載が始まっている。デジタルアイデンティティは「誰のものか」「誰が管理するか」が今後ますます重要なテーマになっていくよ。