【かせつくどうかいはつ】

仮説駆動開発 とは?

最終更新:
💡 仮説を立て、小さく確かめて次の判断につなげる

仮説駆動開発は、期待する効果と判断に使う指標を先に決め、小さな実験で確かめながら開発する考え方。A/Bテストや調査を使い、仮説が支持された範囲と、まだ分からないことを区別します。

📌 このページのポイント
仮説駆動開発:小さく試し、学んで判断仮説・判断条件誰の何が変わるか実験を選ぶ試作・実装・調査測定・解釈支持/不支持/不明学習・判断継続・変更・中止数値の上昇だけで証明せず、測定条件も確認
仮説を立てる前提と、実験・測定から次の判断へつなぐサイクルです。支持されない結果と、データ不足で判断できない結果は区別します。
ひよこ ひよこ
仮説駆動開発って、どう進めるの?
ペンギン先生 ペンギン先生
作る機能だけでなく、誰のどんな困り事を減らし、何が変わると予想するかを考えるよ。例えば「初めて使う人の入力説明を変えると、申込み完了の割合が上がる」という仮説だね。実験前に対象や測定する指標、判断条件を決めるんだ。
ひよこ ひよこ
全部の機能を作ってから試すの?
ペンギン先生 ペンギン先生
学びたいことに必要な範囲で試すよ。試作や利用者への調査で確かめられることもあるし、実際の利用行動を見るために小さな実装が必要なこともある。最小限なら何でもよいのではなく、仮説を確かめられる方法を選ぶんだ。
ひよこ ひよこ
A/Bテストなら答えが出る?
ペンギン先生 ペンギン先生
変更のあるグループとないグループを比べる方法だけど、対象の割り当てや人数、観測期間、測り方によって結果の解釈は変わるよ。インタビューは理由の理解に役立つけれど、それだけで効果の大きさや因果関係が分かるわけではない。確かめたいことと方法を合わせよう。
ひよこ ひよこ
仮説が外れたら失敗なの?
ペンギン先生 ペンギン先生
期待どおりでない結果も次の判断に使えるよ。ただし「効果がない」と「データが足りず判断できない」は分けよう。仮説、測り方、対象を見直すか、別の方法を試すかを考えるんだ。うまく見えた場合も、測定した条件の範囲で判断することが大切だね。
ひよこ ひよこ
開発チームだけで進めればいい?
ペンギン先生 ペンギン先生
利用者の課題、期待する成果、技術上の条件を共有するため、企画・デザイン・開発などの関係者で考えると進めやすいよ。検証結果を残し、継続、変更、中止の判断へつなげる。大きな投資の前に何を確かめるべきかを意識しよう。
もっと詳しく知りたい人へ

指標が少し上がったら、仮説は証明された?

数字が上がっただけでは十分ではありません。偶然の変動、対象や期間の違い、ほかの変更の影響を考慮します。主要な指標と判断条件は先に決め、悪化させてはいけない品質も確認しましょう。結果を見てから都合のよい指標へ切り替えると判断が偏ります。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「仮説駆動開発」って出てきたら「仮説を立てて実験・検証しながら作る開発手法」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Hypothesis-Driven Development」 = 仮説駆動開発
💬 Hypothesisは「仮説」、Drivenは「判断を導く」という意味。期待する効果を先に明確にし、実験と学習で進める考え方だよ。リーンスタートアップのBuild-Measure-Learnとも関連するね。

参考資料

← 用語集にもどる