【ぽーとみらーりんぐ】

ポートミラーリング とは?

最終更新:
💡 本来の通信とは別に、観測用のコピーを送る

スイッチなどで選んだ通信を複製し、監視用の接続先へ送る機能。通信の経路へ監視装置を直接挟まずに観測できるが、コピーの対象や欠落の条件を確認する必要がある。

📌 このページのポイント
ポートミラーリング:通信をコピー青:本来の通信 橙:観測用コピー送信元スイッチ本来の宛先監視装置通信の様子を分析選んだ通信を複製対象・方向・監視側の容量を確認しよう
監視装置を本来の通信経路へ挟まず、コピーを別の経路へ送ります。
ひよこ ひよこ
ポートミラーリングは、何のため?
ペンギン先生 ペンギン先生
通信の様子を調べるためだよ。スイッチが、設定したポートなどのパケットを複製して監視装置へ送る。本来の宛先へ向かう通信と、観測用のコピーを分けて見よう。監視装置を通信経路に直接挟まない観測の方法なんだ。
ひよこ ひよこ
全部の通信が、必ずコピーされる?
ペンギン先生 ペンギン先生
対象と方向は設定によるよ。受信を観測するか送信を観測するかでも、見えるパケットが変わる。監視先の帯域が足りなければ、本来の通信は届いてもコピーは失われる場合がある。観測結果が通信全体を完全に再現するとは限らないんだ。
ひよこ ひよこ
SPANっていう名前も聞くけど?
ペンギン先生 ペンギン先生
CiscoのSwitched Port Analyzerだよ。同じ装置などの中で使うLocal SPAN、VLANを介して運ぶRSPAN、カプセル化してIPネットワークへ運ぶERSPANなどがある。使える方式や制約は、機器と版の資料で確認しよう。
ひよこ ひよこ
コピーを受け取ったら、何を調べる?
ペンギン先生 ペンギン先生
Wiresharkなどで、通信先や手順、タイミングを調べたり、監視装置で不審なパターンを分析したりするよ。観測できる内容は暗号化やコピーの設定でも変わる。まず調べたい通信と方向、監視側の容量を決めるとよいね。
ひよこ ひよこ
クラウドでも、同じようなことができる?
ペンギン先生 ペンギン先生
例えばAWSのVPC Traffic Mirroringは、対応するネットワークインターフェースから通信をコピーし、監視先へ送る機能だよ。対象をフィルターで絞ることもできる。別のサービスのパケットキャプチャが、すべて同じ方式で転送するとは考えず、それぞれの機能を確認しよう。
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「ポートミラーリング」って出てきたら「選んだ通信のコピーを、監視装置へ送る機能」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Port Mirroring / SPAN (Switched Port Analyzer)」 = ポートの通信を鏡に映す
💬 Mirror は「鏡」の意味で、ポートを流れるパケットを鏡に映すように複製することからきているよ

参考資料

← 用語集にもどる