【リップ】

RIP(ルーティング情報プロトコル) とは?

💡 ご近所に道案内を聞いて回る、昔ながらのカーナビ
📌 このページのポイント
RIP: ホップ数による経路選択 ルーターA 送信元 ルーターB ルーターC 宛先 1ホップ 1ホップ ✔ 経路1: 2ホップ(採用) ルーターD ルーターE ルーターF ✘ 経路2: 4ホップ(不採用) RIPはホップ数が少ない経路を最適と判断する
RIPのホップ数による経路選択のイメージ
ひよこ ひよこ

RIPってどういうプロトコルなの?

ペンギン先生 ペンギン先生

ルーター同士が「自分はこのネットワークに何ホップで行けるよ」という情報を定期的に交換して、最短経路を決めるプロトコルだよ。ホップ数というのは、途中で経由するルーターの数のことだね。

ひよこ ひよこ

ホップ数が少ないルートが一番いいってことなの?

ペンギン先生 ペンギン先生

そうだよ。RIPは回線速度や混雑状況は見ないで、純粋に経由するルーターの数だけで判断するんだ。だから高速回線を通る3ホップの経路より、低速回線を通る2ホップの経路を選んでしまうこともあるよ。

ひよこ ひよこ

それって問題にならないの?

ペンギン先生 ペンギン先生

小規模ネットワークならホップ数が少ない=だいたい速い、が成り立つから問題ないことが多いよ。でも大規模ネットワークだと帯域幅も考慮するOSPFの方が賢い経路を選べるんだ。

ひよこ ひよこ

RIPv1とRIPv2って何が違うの?

ペンギン先生 ペンギン先生

RIPv1はサブネットマスクの情報を送れないクラスフル方式で、ブロードキャストで経路を配信するんだ。RIPv2はサブネットマスクを含むクラスレス対応で、マルチキャストで配信するから効率的だよ。今使うならv2一択だね。

ひよこ ひよこ

最大15ホップって聞いたけど、16ホップ以上だとどうなるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

16ホップは「到達不能」を意味するんだ。これはカウントトゥインフィニティ問題の対策で、ホップ数が無限に増え続けるのを防ぐためにあえて上限を設けているよ。スプリットホライズンやポイズンリバースといったループ防止技術も併用されるんだ。

ひよこ ひよこ

今でもRIPは使われているの?

ペンギン先生 ペンギン先生

大規模ネットワークではOSPFBGPに置き換わっているけど、小規模な拠点間接続やネットワーク学習の教材としては今でも使われているよ。CCNAなどの資格試験でもRIPは必ず出題範囲に入っているから、仕組みを理解しておくことは大事だね。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「RIP」って出てきたら「ホップ数で最短経路を選ぶシンプルなルーティングプロトコル」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Routing Information Protocol」 = ルーティング情報プロトコル
💬 1988年のRFC 1058で標準化された歴史あるプロトコルで、インターネット黎明期から使われていたんだよ
← 用語集にもどる