【リップ】

RIP(ルーティング情報プロトコル) とは?

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隣接するルーターと宛先への距離を交換し、経路を選ぶ距離ベクトル型のルーティングプロトコル。通常はホップ数を尺度にし、メトリック16を到達不能として扱う。通信が最も速い経路を探す仕組みではない。

📌 このページのポイント
隣の情報にコストを足して比べる 同じ宛先N/受信区間のコストは1 A ルーター B ルーター C ルーター Nへの距離 1 Nへの距離 3 Aで比較:B経由 1+1=2 を選ぶ C経由は 3+1=4 小さいメトリック ≠ 最も速い通信
矢印はB・CからAへの経路情報の通知で、データの転送方向ではありません。コスト1を足す例で、メトリック16は到達不能です。
ひよこ ひよこ
RIPってどういうプロトコルなの?
ペンギン先生 ペンギン先生
ルーター同士が「この宛先へは距離がいくつ」という経路情報を交換する仕組みだよ。この距離をメトリックと呼ぶ。通常は区間ごとのコストを1にするので、何段階の中継を経るかを表すホップ数で経路を比べるんだ。
ひよこ ひよこ
ホップ数が少ないルートが一番いいってことなの?
ペンギン先生 ペンギン先生
RIPでは、同じ宛先なら小さいメトリックの経路を選ぶよ。帯域や混雑を自動で測って選ぶわけではないので、2ホップの経路が3ホップより速いとは限らない。仕様上は区間のコストを1より大きく設定することもできるんだ。
ひよこ ひよこ
RIPv1とRIPv2って何が違うの?
ペンギン先生 ペンギン先生
IPv4のRIPv1はサブネットマスクを送れず、アドレスのクラスなどから推定する制約がある。RIPv2はマスクを一緒に送るので、異なる長さのネットワークプレフィックスを扱えるよ。RIPv2にはマルチキャスト配信もあるけれど、互換性のためブロードキャストする設定もあるんだ。
ひよこ ひよこ
最大15ホップって聞いたけど、16ホップ以上だとどうなるの?
ペンギン先生 ペンギン先生
メトリック16は「到達不能」を表すよ。誤った経路を教え合って距離が増え続ける問題を、この有限の上限で打ち切るんだ。スプリットホライズンやポイズンリバースも対策だけれど、あらゆるループを即座に防げるわけではないよ。
ひよこ ひよこ
OSPFやBGPとはどう違うの?
ペンギン先生 ペンギン先生
RIPやOSPFは主に組織などの管理範囲の内側で経路を選ぶためのもの。OSPFはリンクの状態とコストを使う。BGPは主に管理範囲どうしの経路交換で使われ、単純にRIPの高速版ではないよ。どれを使うかは規模、切替え時間、運用方針などで考えるんだ。
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「RIP」って出てきたら「隣のルーターと距離を教え合い、通常はホップ数で経路を選ぶ仕組み」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Routing Information Protocol」 = ルーティング情報プロトコル
💬 1988年6月のRFC 1058に仕様が記された、歴史あるプロトコルだよ。名前は「経路情報を交換するプロトコル」という意味なんだ

参考資料

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