【えすえるえー】

SLA(サービスレベル契約) とは?

💡 「どれだけ止まらないか」を約束する「サービスの品質保証書」
📌 このページのポイント
SLA(Service Level Agreement) サービス提供者 クラウド事業者等 利用者 企業・ユーザー SLA(合意書) 品質保証の約束 SLAの代表的な項目 稼働率 99.99%保証 年間ダウン52分以内 応答時間 200ms以内 リクエストの99% 違反時の補償 返金・クレジット SLA未達成時に適用 SLA = サービス品質を数値で約束する契約
SLAのイメージ
ひよこ ひよこ

SLAってどんなことが書いてあるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

一番多いのは稼働率の保証だよ。例えばAWSのEC2は月間稼働率99.99%のSLAを提供していて、99.99%を下回ると利用料の10%、99.0%を下回ると30%のクレジットが返ってくる。「ここまで保証します、ダメなら補償します」という約束だね。

ひよこ ひよこ

SLOSLIとSLAって何が違うの?

ペンギン先生 ペンギン先生

SLI(Service Level Indicator)は「実測値」、例えば「先月の稼働率は99.95%だった」。SLO(Service Level Objective)は「社内目標」、例えば「稼働率99.9%を目指す」。SLA(Service Level Agreement)は「顧客との契約」、例えば「稼働率99.9%を保証する」。SLIで測定してSLOで管理して、SLAで約束する、という関係だよ。

ひよこ ひよこ

SLAって高ければ高いほどいいんじゃないの?

ペンギン先生 ペンギン先生

SLAが高いサービスは当然コストも高い。99.99%と99.9%では設計の複雑さとコストが数倍違う。自社のサービスに本当に99.99%が必要なのかをビジネス要件から判断することが大事だよ。社内ツールなら99.5%で十分かもしれないしね。

ひよこ ひよこ

SLAを守れなかったとき、クレジットで返ってくるっていうけど、それで損害は賄えるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

実はここがSLAの盲点でね。AWSのSLAクレジットは「該当月の利用料の10〜30%」だけど、サービスが落ちたことによるビジネス上の損害(売上損失・信用毀損)は補償されない。SLAは「最低保証ライン」であって「損害賠償の上限」でもあるんだ。だからSLAの数字だけ見て安心するのではなく、自社サービスのSLOをSLAより高く設定して「SLAを破る前に気づいて対処する」バッファを持つのが運用の鉄則なんだよ。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「SLA」って出てきたら「サービスの品質をどこまで保証するかを決めた契約のことだな」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Service Level Agreement」 = サービスレベルの合意
💬 Service Level(サービス水準)についてのAgreement(合意・契約)。契約書として法的拘束力を持つことが多いよ
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