【えーれこーど】

Aレコード とは?

最終更新:
💡 DNSの名前とIPv4アドレスを対応させるDNSレコード

DNSで、名前に対応するIPv4アドレスを記録するDNSレコード。1つのDNSのAが1つのIPv4アドレスを持ち、同じ名前に複数設定することもできる。名前からアドレスを調べる「正引き」は問い合わせの方向を表す言葉で、DNSのAそのものの別名ではない。

📌 このページのポイント
DNSの答えは問い合わせた側へ返る PC DNS ① example.comのAを問い合わせ ② 203.0.113.1を回答 Webサーバ ③ 得たアドレスへWeb通信
名前解決とWeb通信を簡略化した例。DNSの回答はPCへ返り、PCが得たアドレスへ接続する。203.0.113.1は文書用アドレスで、example.comの現在の実際の接続先を示していない。
ひよこ ひよこ
何を設定するの?
ペンギン先生 ペンギン先生
DNSの名前とIPv4アドレスの対応だよ。説明用ならexample.comに203.0.113.1を対応させる、と考えられる。このアドレスは文書用の例で、その名前の現在の実際の接続先を示しているわけではないよ。
ひよこ ひよこ
DNSがWebサーバへ答えを渡すの?
ペンギン先生 ペンギン先生
答えは問い合わせた側へ返るよ。例えばPCがDNSで名前に対応するアドレスを調べ、その結果を使ってWebサーバへ接続する。DNSの応答と、その後のWeb通信は別のやり取りなんだ。
ひよこ ひよこ
IPv6もDNSのA?
ペンギン先生 ペンギン先生
IPv6はAAAAというDNSレコードだよ。Aが32ビットのIPv4アドレス、AAAAが128ビットのIPv6アドレスを記録する。正引きという言葉は名前からアドレスを調べる方向なので、Aだけの別名とは考えないようにしよう。
ひよこ ひよこ
複数設定すれば負荷分散になる?
ペンギン先生 ペンギン先生
複数の接続先候補を示せるよ。ただしDNSのAを増やすだけで、各アクセスが必ず順番に均等配分されるわけではない。DNSのキャッシュや接続側の選択も関係するので、障害時の切り替えまで自動で保証されるとは考えないようにしよう。
ひよこ ひよこ
書き換えたらすぐ切り替わる?
ペンギン先生 ペンギン先生
以前の応答がキャッシュに残っている場合があるよ。TTLはキャッシュできる時間を示す情報だね。権威DNSの設定を変えることと、全利用者が同時に新しいアドレスを使うことは同じではないんだ。
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「DNSのA」って出てきたら「DNSの名前とIPv4アドレスを対応させるDNSレコード」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「A (Address) record」 = アドレスを記録するDNSレコード
💬 AはAddress(アドレス)を表す名前だよ。このDNSレコードが記録するのはIPv4アドレス。IPv6など全てのアドレス種類をまとめて記録するものではないんだ。

参考資料

← 用語集にもどる