【ふろーこうりつ】

フロー効率 とは?

💡 作業中より待ち時間のほうが長いなんて…その現実を数字で暴く指標
📌 このページのポイント
フロー効率 — アクティブ時間 vs 待ち時間 リードタイム全体 作業 待ち 作業 待ち 作業 待ち フロー効率 = アクティブ時間 ÷ リードタイム × 100% 例: 作業3日 ÷ 全体10日 = 30% 典型的なチーム: 5〜15% 大半が待ち時間(レビュー待ち、 承認待ち、環境待ち…) 改善目標: 40%以上 待ち時間を減らすことで リードタイムが大幅に短縮 「もっと速く作業する」より「待ち時間を減らす」方が効果的
フロー効率 — 実作業時間と待ち時間の比率
ひよこ ひよこ

フロー効率って、要は作業のスピードのこと?

ペンギン先生 ペンギン先生

スピードそのものじゃなくて、「作業全体の中でどれだけムダな待ち時間があるか」を測る指標だよ。例えば機能開発に10日かかったとして、実際にコードを書いていたのが2日なら、フロー効率は20%。残り8日は待ち時間なんだ。

ひよこ ひよこ

8日も何を待ってるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

レビュー待ち、承認待ち、テスト環境の空き待ち、別チームへの依頼の返答待ち。こういう「待ち」が積み重なるんだ。1つ1つは1日くらいでも、5回ハンドオフがあれば5日待つことになるよ。

ひよこ ひよこ

リソース効率とはどう違うの?

ペンギン先生 ペンギン先生

リソース効率は「人がどれだけ忙しいか」、フロー効率は「仕事がどれだけスムーズに流れるか」。全員が100%稼働していても、仕事が待ち行列に並んでいたらフロー効率は低い。実はリソース効率を上げすぎると、逆にフロー効率が下がることが多いんだ。

ひよこ ひよこ

なんで両方上がらないの?

ペンギン先生 ペンギン先生

高速道路をイメージするとわかりやすいよ。道路の稼働率(リソース効率)を100%にすると渋滞が起きて、車の移動時間(フロー効率)は最悪になるよね。少し余裕がある状態のほうが全体はスムーズに流れるんだ。

ひよこ ひよこ

どうやってフロー効率を改善するの?

ペンギン先生 ペンギン先生

まずカンバンボードで各ステージの待ち時間を計測すること。そしてWIP制限をかけて同時進行の作業数を減らす。レビューの待ち時間が長いなら、ペアプログラミングレビューを不要にする方法もある。ボトルネックを1つずつ解消していくんだよ。

ひよこ ひよこ

理想的なフロー効率ってどのくらい?

ペンギン先生 ペンギン先生

40%を超えたらかなり優秀と言われているよ。100%は現実的じゃないし、ある程度のバッファは必要。大事なのは絶対値じゃなくて改善のトレンドだね。先月15%だったのが今月20%になったなら、確実に待ち時間が減っているということだよ。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「フロー効率」って出てきたら「作業全体のうち本当に手を動かしている時間の割合」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Flow Efficiency」 = フロー効率
💬 ニクラス・モーディグの著書『This is Lean』で広く知られるようになった概念だよ
← 用語集にもどる