【エルエーシーピー(リンクアグリゲーション)】

LACP(リンクアグリゲーション) とは?

💡 細い道路を複数まとめて、広くて安全な大通りに変える工事
📌 このページのポイント
LACP:複数リンクを束ねて1本の論理回線に サーバ 物理ポート ×4 Link 1 Link 2 Link 3 Link 4(障害) LACP 集約 論理リンク 3Gbps相当 スイッチ 物理ポート ×4 帯域拡大 リンクを束ねてスループット向上 冗長性 1本断線でも残りで通信継続
LACPによるリンクアグリゲーション:帯域拡大と冗長性を同時に実現
ひよこ ひよこ

LACPって何をするものなの?

ペンギン先生 ペンギン先生

複数の物理的なLANケーブルを束ねて、一本の太い仮想回線として使う仕組みだよ。例えば1Gbpsのケーブルを4本束ねると、最大4Gbpsの帯域で通信できるようになるんだ。

ひよこ ひよこ

ただ束ねるだけで本当に速くなるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

複数リンクに通信を分散させるから全体のスループットが上がるよ。ただし1つのTCPセッションが使える帯域は1本分の上限があって、複数の通信が同時に流れることで全体として速くなるイメージだよ。

ひよこ ひよこ

速くなるだけじゃなくて冗長性もあるって聞いたけど?

ペンギン先生 ペンギン先生

そうだよ!4本束ねているとき1本が断線しても残り3本で通信が継続するんだ。ケーブル交換や機器メンテナンスのときでも通信を止めずに済むから、サーバやスイッチの接続によく使われるよ。

ひよこ ひよこ

LACPって名前の「制御プロトコル」って何を制御しているの?

ペンギン先生 ペンギン先生

束ねるリンクの交渉(ネゴシエーション)をするんだよ。LACPDUというパケットを定期的に交換して「お互いに同じグループのリンクだ」と確認し合うんだ。これがあるから自動で設定でき、障害を検出したら自動で切り離すこともできるよ。

ひよこ ひよこ

設定するときに気をつけることはあるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

束ねるリンクはすべて同じ速度・同じスイッチ間でつなぐ必要があるよ。速度の違うリンクを混ぜたり、異なるスイッチにまたがって接続するのは基本的にNGなんだ。スタック対応のスイッチや論理的に一台に見えるスイッチ構成なら複数スイッチをまたいだLACPも可能だよ。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「LACP」って出てきたら「複数回線を束ねて速く・丈夫にするプロトコル」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Link Aggregation Control Protocol」 = リンクアグリゲーション制御プロトコル
💬 「Aggregation(集約・束ねる)」が核心で、複数のリンクを一つに束ねる(Aggregate)ための制御(Control)プロトコルだよ。IEEE 802.3adとして標準化されているよ。
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