【れいどふぁいぶ】

RAID 5 とは?

最終更新:
💡 パリティを分散し、1台の故障に備えるRAID

3台以上のディスクにデータとパリティを分散して記録するRAID構成。残りのデータを読み出せれば、1台の故障分を復元できる。バックアップは別に必要。

📌 このページのポイント
RAID 5:パリティを分散 ディスク1 A1 B1 C1 P(D) ディスク2 A2 B2 P(C) D1 ディスク3 A3 P(B) C2 D2 故障の例 ディスク4 P(A) B3 C3 D3 A3 = A1 XOR A2 XOR P(A) 青:データ 橙:パリティ 同容量4台なら、データ用は3台分
4台構成の配置例。ディスク3のA3は、残りのA1・A2・P(A)が読めれば復元できる。容量は管理領域などを差し引く前の計算。
ひよこ ひよこ
RAID 5って、どう記録するの?
ペンギン先生 ペンギン先生
3台以上のディスクにデータを分け、復元に使うパリティも分散して記録するよ。ディスク1台が壊れても、残りのデータとパリティが正常に読めれば、その1台分を復元できるんだ。
ひよこ ひよこ
パリティはデータのコピーなの?
ペンギン先生 ペンギン先生
コピーではなく、データから計算した冗長な情報だよ。簡単な例では、AとBのビット列からP = A XOR Bを作る。Aを失ったらB XOR PでAを戻せる。図のようにデータが3つなら、失った1つ以外の2つとパリティで復元するんだ。
ひよこ ひよこ
保存できる容量は?
ペンギン先生 ペンギン先生
同じ容量のディスクがn台なら、パリティに合計1台分を使うので、データ用はn−1台分だよ。4台なら3台分だね。これは予備ディスクを含めず、管理領域やファイルシステムなどの分を引く前の計算なんだ。
ひよこ ひよこ
交換して復元するときも大丈夫?
ペンギン先生 ペンギン先生
復元作業をリビルドと呼ぶよ。処理時間や負担は装置、容量、利用状況によって変わる。その間に同じRAIDの別のディスクも故障すると、RAID 5のパリティでは復元できない。残りのデータの読み取りエラーにも注意が必要だね。
ひよこ ひよこ
RAID 6にすれば、バックアップはいらない?
ペンギン先生 ペンギン先生
RAID 6は二重のパリティで、同じRAID内の2台の故障に備える構成だよ。でもRAID 5も6も、誤削除や装置全体の故障などへの備えにはならない。重要なデータには別のバックアップを用意し、復元できるかも確認しよう。
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「RAID 5」って出てきたら「分散したパリティで、ディスク1台の故障に備える構成」と思えばだいたいOK!バックアップも別に用意しよう。
📖 おまけ:英語の意味
「RAID Level 5」 = RAID レベル5
💬 5は構成の種類を表す番号で、必要なディスクの台数ではないよ。パリティを特定の1台へ集めず、ディスクに分散する構成なんだ。

参考資料

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