【すぱいらるもでる】

スパイラルモデル とは?

最終更新:
💡 リスクを確かめながら、開発を進める

リスクを確認・低減しながら、開発の方針と成果物を繰り返し具体化するモデル。反復だけではない特徴と、試作の役割を解説します。

📌 このページのポイント
スパイラルモデル:リスクから進め方を判断目的・選択肢・制約何を達成するかリスクを確認・低減試作・比較・測定成果物を具体化・検証要件・設計・実装レビュー・次の計画関係者と確認リスクに応じて判断反復しながら具体化。固定の工程順ではない
四つの活動を、リスクに応じた判断と結び付けた概略です。反復の期間、検証方法、成果物は一律ではなく、毎回試作品や完成品を公開する決まりではありません。
ひよこ ひよこ
スパイラルモデルは、開発を何周もすること?
ペンギン先生 ペンギン先生
繰り返すことに加えて、リスクで進め方を決めるのが特徴だよ。リスクは、目標の達成を妨げる可能性があること。技術が使えるか、必要な性能が出るかなどを確かめながら、計画や設計を具体化するんだ。
ひよこ ひよこ
最初に、何を考える?
ペンギン先生 ペンギン先生
目的、使える選択肢、費用や期限などの制約を整理する。そのうえで重要なリスクを選び、何を調べれば判断できるかを考えるよ。図は、その考え方を四つの活動に分けた概略だね。
ひよこ ひよこ
毎回、試作品を作るの?
ペンギン先生 ペンギン先生
試作はリスクを調べる方法の一つだよ。性能の測定や選択肢の比較など、リスクに合った方法を選ぶ。すべての周回で同じ試作品を作ることが決まりではないんだ。
ひよこ ひよこ
アジャイルやウォーターフォールとは、何が違う?
ペンギン先生 ペンギン先生
スパイラルモデルでは、リスクに応じて開発の進め方を選ぶことが中心だよ。反復の長さや成果物を一律に決めるモデルではない。ウォーターフォールをただ何回も回す説明でも、特徴を捉えきれないんだ。
ひよこ ひよこ
確認したら、そのまま次へ進む?
ペンギン先生 ペンギン先生
関係者が成果と残るリスクを確認し、次に何へ取り組むかを判断するよ。判断できるだけの検証が大切で、資料や試作を増やすこと自体が目的ではないんだ。
もっと詳しく知りたい人へ

一周ごとに、利用者へ完成品を公開する?

必ずしもそうではありません。要件や設計を具体化し、技術の実現性を確かめる周回もあります。何を成果として確認するかは、その時点のリスクと計画で決めます。

図の四つの活動を、必ず一方向で順番に行う?

概略図を固定手順と解釈しないことが大切です。Boehmの説明では、リスクに応じた進め方や、以前の判断の見直しも扱います。図は考える内容を整理するためのもので、全作業の順序や期間を規定していません。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「スパイラルモデル」って出てきたら「リスクを確かめながら、開発を繰り返し具体化する進め方」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Spiral Model」 = 反復しながら開発を具体化するモデル
💬 Barry Boehmによる開発モデルです。らせん状の図は反復と具体化を表しますが、単に同じ手順を固定の期間で繰り返す意味ではありません。

参考資料

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