【さぶどめいんていくおーばー】

サブドメインテイクオーバー とは?

💡 引っ越し後も転送先が旧住所のままで、別人が郵便を受け取り放題
📌 このページのポイント
サブドメインテイクオーバーの仕組み 正常時 blog.example.com 企業のサブドメイン CNAME example.github.io 企業が管理 ⚠ サービス解約 → CNAMEレコードが放置される GitHub Pagesを削除してもDNSのCNAMEレコードがそのまま残る 乗っ取り後 blog.example.com 正規ドメインのまま CNAME example.github.io 攻撃者が乗っ取り 攻撃者が 同名でGitHub Pagesを作成 フィッシング・Cookie窃取・メールなりすましに悪用される
削除し忘れたCNAMEレコードを突いて正規サブドメインを乗っ取られる
ひよこ ひよこ

サブドメインテイクオーバーって何が起きるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

企業がサブドメインで使っていたクラウドサービス(GitHub PagesやHerokuなど)を解約したのに、DNSCNAMEレコードを削除し忘れると起きる問題だよ。旧住所への転送設定を消さずに引っ越しした状態になるんだ。

ひよこ ひよこ

CNAMEレコードが残ってたら何が問題なの?

ペンギン先生 ペンギン先生

そのCNAMEが指すクラウドサービス名を攻撃者が新規登録すると、企業の正規サブドメイン(例: blog.example.com)が攻撃者のページを表示してしまうんだよ。本物のドメインなのに中身が攻撃者のコンテンツになるから怖いよね。

ひよこ ひよこ

乗っ取られたらどんな被害が出るの?

ペンギン先生 ペンギン先生

フィッシングサイトの設置(正規ドメインなので信頼されやすい)・認証Cookieの窃取(サブドメインCookieを共有できる)・メールなりすまし(SPF/DKIMの設定を悪用)など、多岐にわたるよ。

ひよこ ひよこ

大企業でもこういうことが起きるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

実際に大企業でも発生しているよ。GitHubHeroku・Fastly・Azureなど主要なサービスはCNAMEが残ると乗っ取りが可能と知られているんだ。バグバウンティでよく見つかる脆弱性でもあるよ。

ひよこ ひよこ

どうすれば防げるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

サービスを解約するときに必ずDNSレコードも同時に削除することが大前提だよ。さらにDNS監視ツール(can-i-take-over-xyzなど)で未解決のCNAMEレコードを定期的にチェックしたり、Dangling DNSレコードを自動検出するサービスを活用するのが有効な対策だよ。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「サブドメインテイクオーバー」って出てきたら「削除し忘れたDNSレコードサブドメインが乗っ取られる脆弱性」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Subdomain Takeover」 = サブドメイン乗っ取り
💬 subdomain(サブドメイン)を takeover(乗っ取る)する攻撃で、DNSの管理ミスを突く比較的新しい攻撃ベクターだよ。
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