【あっぷたいむ】

アップタイム とは?

最終更新:
💡 「何ナイン?」で目標の厳しさが伝わる数字

システムやサービスが利用できる状態にあった時間、またはその割合のこと。割合は99.9%のように「9の数(ナイン)」で表され、SLAやSLOの指標として使われる。

📌 このページのポイント
稼働率(ナイン)と年間ダウンタイム 99% ツーナイン 年間 約3.65日 99.9% スリーナイン 年間 約8.76時間 99.99% フォーナイン 年間 約52.6分 99.999% ファイブナイン 年間 約5.3分 ダウンタイムの比較 99%: 約3日15.6時間 99.9%: 約8.76時間 9が1つ増える → 許される停止時間は1/10(1年=365日で計算) ※ どのレベルを目指すかはビジネス要件とのバランスで決める
アップタイムの稼働率と年間ダウンタイムの比較
ひよこ ひよこ
「アップタイム99.9%」ってすごそうだけど、実際どのくらい止まっていいの?
ペンギン先生 ペンギン先生
1年を365日として計算すると、99.9%なら止まっていいのは約8.76時間だよ。1日あたりに直すと約86秒だね。どの期間で測るかで数字は変わって、30日で測るなら約43分になるんだ
ひよこ ひよこ
9が1個増えるとどうなるの?
ペンギン先生 ペンギン先生
許される停止時間が10分の1になるよ。99.99%なら年に約52.6分、99.999%なら約5.3分だね。Googleは、信頼性を一段上げるコストは直線的に増えず、前の段階の100倍かかることもあると説明しているんだ
ひよこ ひよこ
SLAで99.99%って書いてあれば、それ以上止まらないってこと?
ペンギン先生 ペンギン先生
止まらない保証ではないよ。例えばAWSのEC2のSLAでは、複数のアベイラビリティゾーンで動かした場合の月間稼働率99.99%を約束していて、下回ったら利用料の一部がサービスクレジットとして返ってくる仕組みなんだ。対象になる条件や計算方法もSLAごとに決まっているから、中身を確認しようね
ひよこ ひよこ
じゃあ100%を目指せばいいのでは…?
ペンギン先生 ペンギン先生
GoogleのSRE本は「100%はほぼすべてにとって誤った目標」と言っているよ。利用者の回線や端末のほうが止まりやすければ、それ以上サーバーを強くしても違いが伝わらないからね。だから「何ナインを目指すか」を利用者に必要な水準とコストのバランスで決めるんだ
ひよこ ひよこ
止まった時間を数えるだけで、信頼性はわかるの?
ペンギン先生 ペンギン先生
時間だけだと足りない場合もあるよ。一部の利用者だけエラーになる障害は「止まった時間」で数えにくいよね。そこでGoogleは、時間の代わりにリクエストの成功率で可用性を測る方法を使っているんだ。何を測るかを決めることが大事なんだね
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「アップタイム」って出てきたら「システムが使える状態だった時間の割合」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Uptime」 = 稼働時間
💬 「Up(動いている)+ Time(時間)」で、システムが動いている時間のことだよ。止まっている時間はDowntime(ダウンタイム)と呼ぶんだ

参考資料

← 用語集にもどる