【うぉーどりーまっぴんぐ】
ウォードリーマッピング とは?
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💡 ユーザーのニーズから、作る・買う・試すを考える地図
ユーザーのニーズを満たす要素と依存関係を、ユーザーからの見えやすさと市場での進化段階に沿って描き、戦略の選択肢を議論する手法。
📌 このページのポイント
- Simon Wardleyが考案。ユーザーとそのニーズを起点に、必要な要素と依存関係を描く
- 縦軸はユーザーからの可視性。上ほどユーザーに見えやすい要素で、重要度や物理的な距離ではない
- 横軸は市場での進化段階。Genesis(新規)→Custom Built(特注)→Product(製品・レンタル)→Commodity(汎用品・ユーティリティ)
- 進化は普及度や定義の確かさで判断する。横軸は年表ではなく、各要素が進む速さも一律ではない
- 内製・購入・外部サービス利用を考える材料になるが、配置だけで正解が自動的に決まるわけではない
ウォードリーマッピングは、何を決めるために使うの?
例えば「必要な機能を自社で作るか、既存サービスを使うか」を議論するためだよ。まずユーザーが求めることを置き、それを支える機能・データ・基盤を依存関係でつなぐ。技術の一覧だけではなく、何のために必要かが見えるんだ。
縦軸の上にあるものほど重要なの?
重要度の順位ではなく、ユーザーからの見えやすさだよ。ネット通販なら商品を探す画面は見えるけど、裏の電力供給は通常見えにくい。でも電力がなくなると動かないから、下にあるものが重要でないわけではないんだ。
横軸は、古い技術と新しい技術の区別?
年齢ではなく、市場でどれくらい普及し、扱い方が確立しているかを見るよ。探索中の新規なもの、特注で作るもの、製品として買えるもの、標準化して広く供給されるものの4段階が目安。同じAIでも、汎用の推論サービスと独自の研究機能は分けて考えよう。
初めて描くならどう進めればいい?
対象のユーザーとニーズを1つ決め、必要な要素を書き出して依存関係をつなぐ。次に各要素の市場での普及や製品の有無を調べ、進化段階へ置くんだ。迷う要素は小さく分けたり、仮置きの理由を記したりして、関係者と見直そう。
右側は全部外注、左側は全部自社開発でいい?
それは判断を急ぎすぎだね。地図は選択肢を考える材料で、規制、契約、障害時の対応、移行費用や自社の能力も関係するよ。「今はどこにいるか」「どんな変化に備えるか」を議論し、実際の状況が変わったら更新するんだ。
もっと詳しく知りたい人へ
ロードマップやシステム構成図との違いは?
ロードマップは実施時期や順序、構成図は接続や構造の把握に向いています。ウォードリーマップはユーザーのニーズを起点に、その依存関係を市場での進化段階と組み合わせます。いつ何を実施するかの計画を直接表すものではありません。
自社で手作りしている機能はCustom Builtに置けばよい?
自社の作り方だけでは決めません。市場では広く製品化・標準化している機能を、自社だけが手作りしている場合もあります。競合での利用や市販サービスの有無を確認し、独自部分と汎用部分が混ざっていれば分解して配置を考えます。
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「ウォードリーマッピング」って出てきたら「ユーザーのニーズ・依存関係・進化段階を地図にして、戦略を議論する手法」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Wardley Mapping」 = ウォードリーのマッピング手法
💬 考案者Simon Wardleyの名前に由来する。本人の解説はCC BY-SA 4.0で公開されているよ