【きゃすびー】

CASB(キャスビー) とは?

最終更新:
💡 クラウド利用を見える化し、セキュリティのルールを適用

クラウド利用の可視化や組織のセキュリティ方針の適用を支援する仕組み。API連携と通信経路での制御、対応範囲と設定による違いを解説します。

📌 このページのポイント
CASB:クラウド利用のルールを適用通信経路での制御利用者CASBクラウド対応する操作を、利用中に確認・制御API連携保存済みデータ等APIで連携CASB調査・対応対応アプリ・操作・権限・設定を確認
上の矢印は許可された通信経路の例、下の線はAPI連携です。API連携だけで全操作を保存前に止められるわけではありません。
ひよこ ひよこ
会社のクラウド利用を、まとめて管理したいな。
ペンギン先生 ペンギン先生
CASBは、クラウド利用を見える化し、組織のセキュリティ方針の適用を支援する仕組みだよ。利用状況やリスクの確認、データ保護、脅威への対応などに使われる。
ひよこ ひよこ
すべてのクラウド操作が見えるの?
ペンギン先生 ペンギン先生
製品、接続方法、対応アプリ、権限や設定によるよ。組織が把握していない利用を探す機能もあるけれど、導入すれば全利用が必ず分かるわけではない。対象範囲を確かめよう。
ひよこ ひよこ
接続方法には、何がある?
ペンギン先生 ペンギン先生
APIでクラウドと連携する方式では、保存済みデータなどを調べる。プロキシなど通信経路で制御する方式は、対応する操作をその場で確認できる。API連携だけで、すべてのアップロードを事前に止められるとは限らないよ。
ひよこ ひよこ
機密ファイルのダウンロードを止められる?
ペンギン先生 ペンギン先生
対応する機能と条件ならできる。例えばMicrosoftのセッション制御では、管理されていない端末への機密ファイルのダウンロードを制限する例がある。ただし対象アプリ、認証との連携、通信の経路、ポリシーを設定する必要がある。
ひよこ ひよこ
導入したら、もう安心?
ペンギン先生 ペンギン先生
許可する利用、止める条件、例外を決めて試し、検知後の対応も整えよう。誤って業務を止める可能性や、制御の対象外になる操作も確認する。製品だけで法令への適合や情報漏えい防止が保証されるわけではないよ。
もっと詳しく知りたい人へ

API連携とプロキシ方式は、どちらがよい?

何を、どのタイミングで確認・制御したいかによって選びます。保存済みデータの調査と、利用中のセッションの制御では目的が違います。製品の対応範囲、必要な権限、認証や端末との連携を確認し、組み合わせる場合もあります。

最初からすべて禁止するべき?

守りたいデータと必要な業務を整理し、監視結果や試験を見てルールを調整します。利用者への案内、例外の承認、誤検知への対応を用意し、対象外の経路がないかも確認します。許可・禁止の範囲は組織の方針に合わせます。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「CASB」って出てきたら「クラウド利用を見える化し、ルールを適用する仕組み」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Cloud Access Security Broker」 = クラウドアクセスのセキュリティを仲介する仕組み
💬 キャスビーと読みます。通信を仲介する方式だけでなく、クラウドのAPIと連携する方式もあります。

参考資料

← 用語集にもどる