IaaSって具体的に何を借りられるの?
仮想的なサーバー(CPU・メモリ)、ストレージ(HDDやSSD相当)、ネットワーク(IPアドレスやファイアウォール設定)などを借りられるよ。AWSのEC2なら「CPUを2コア・メモリを4GBのサーバー」をボタン一つで数分以内に用意できる。
じゃあOSも入ってるの?
OSのイメージ(AmazonLinux・Ubuntuなど)は選べるけど、設定は自分でやる必要がある。Webサーバーを立てたいならApacheのインストールやファイアウォールの設定も自分で。「更地を借りて自分で家を建てる」感覚だよ。
PaaSより大変そうだけど、なんでIaaSを使うの?
自由度が高いから。「このOSのこのバージョンを使いたい」「カスタムのネットワーク設定が必要」「特殊なGPUサーバーが欲しい」みたいな要望はPaaSでは対応できないことがある。大規模なシステムや細かい制御が必要なケースではIaaSが選ばれるよ。
IaaSで作ったサーバーのIPアドレスって、再起動したら変わることがあるって聞いたんだけど?
そう、これは意外と落とし穴で、パブリックIPアドレスには「動的」と「静的」の2種類があるんだ。AWSだとElastic IP(固定IP)を割り当てないと、インスタンスを停止・再起動するたびにIPが変わる。固定IPは別途確保して紐付ける必要があるし、使っていないElastic IPには課金されるという料金体系もある。DNS設定やホワイトリスト設定でIPを使っているシステムが、再起動後につながらなくなるというトラブルはよく起きるんだよ。