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IaaS・PaaS・SaaSの違いは?管理範囲と責任を比較
IaaSでは何をするの?
PaaSならコードだけでいい?
SaaSなら全部任せられる?
どこまでが自分の責任かは共通なの?
料金はIaaSが一番安い?
存在するよ。利用者が直接管理する範囲が小さくなるという意味なんだ。待機中の費用や最低料金、保存・ログ・ネットワークの課金もサービス次第で、「呼び出しゼロなら全費用ゼロ」とは限らないよ。
どう選ぶのがよいかな?
代表的な管理範囲
| 項目 | IaaSのVM | PaaS | SaaS |
|---|---|---|---|
| 物理設備 | 提供者 | 提供者 | 提供者 |
| ゲストOS | 利用者 | 通常は提供者 | 提供者 |
| アプリ本体 | 利用者 | 利用者が開発・設定 | 提供者が保守 |
| データ・ID・共有設定 | 利用者に責任が残る | 利用者に責任が残る | 利用者に責任が残る |
これは代表例です。個別のサービスでは責任が共有される領域があり、管理画面で設定できることまで提供者任せにはできません。
PaaSを比較するときの5項目
- 実行環境:言語・ランタイムの版とサポート期間。
- 制約:リクエスト時間、同時実行、ファイル保存、ネットワーク。
- データ:配置、バックアップ、復元、持ち出し方法。
- 運用:ログ、監視、更新失敗時の切戻しと担当者。
- 総費用:処理・保存・転送と、保守や移行の作業。
「お任せ」の範囲を具体的にする
たとえばSaaSの共有フォルダで公開リンクを誤設定した場合、提供者がOSを適切に保守していても情報漏えいは起こりえます。PaaSでもアプリに管理キーを書き込めば同じです。管理する層が減ることと、利用者の責任がなくなることを分けるのが責任共有モデルの要点です。
参考資料
確認日:2026年9月26日。製品の仕様・料金・対応環境は導入時にも確認してください。
- NIST SP 800-145:IaaS・PaaS・SaaSの定義と制御範囲。
- Microsoft: Shared responsibility in the cloud:データ・ID・設定の責任とモデル別の共有範囲。